俺レシピ ソーメンチャンプルーのつくりかた

さて、懸案のソーメンチャンプルー(正しくはソーミンチャンプルー)の作り方ですが、やはりネイティブで食べていた人の意見を聞くのがベスト。そこで、僕の勤務先の同僚の沖縄出身の人にメールで聞いてみました。(同じビルにいるのに、メールを使うこの時代、、)

その結果判明した作り方の一例を、紹介します。


材料:

素麺(必須)
シーチキン(ポークでも可)
ニラ(無くても良いが、あるとなお良い)
サラダ油、胡椒少々

作り方:

  1. シーチキンはフライパンでカリカリになるまで火を通します。
  2. その間にに麺を茹でます。麺は茹ですぎず、固めに茹でます。
  3. ニラなどの野菜は麺を入れる前に火を通しておきます。
  4. 麺が茹であがったら水を切りすばやく炒めます。(油が足りないようなら足して下さい)
  5. 味付けはシーチキンの塩気で十分です。コショウを好みで入れてもかまいません。

* ニンニクがあるともっとおいしいらしい


ということだそうです。割と、具はまばらになる感じで量を調整したほうがそれっぽく仕上がります。

お中元で剰った(お中元の習慣がない、外資系勤務の方には寂しい季節ですが)素麺を少し目先を変えて食べるのに、なかなか良いと思います。結構美味しいし。

ソーメンチャンプルーをつくる

すさまじく、「ソーメンチャンプルー」が食べたくなった。

日曜日の昼過ぎに、僕は、猛烈に、ソーメンチャンプルーが食べたくなったのだ。

しかし、作り方がよく分からない。(インターネットで調べればいいじゃん、ということは後で思いついた)


頭の中には、ぼんやりとした完成予想図のみが出来上がっている。そして、手元にある材料で、どうにか近いものを作ってみることにする。

手元の材料:そうめん、ショルダーベーコン、菜っぱの漬け物、ネギ

ソーメンチャンプルーは、そうめんを主材料にした、沖縄の炒め物料理だ。極めて一般的な沖縄の家庭料理なので、本土でも、たいていの沖縄料理の店で食べることができる。

僕の頭の中のイメージでは、炒まったソーメンの上に、ぽろぽろと具が載って、ネギが散らされているといった風情のものである。

沖縄だから、当然ポーク(SPAM とか、そういうやつ)は入っているに違いない。まあ、同じ豚肉だからベーコンでいいや。それから、僕の記憶では、ネギがハラハラと乗っかっていた記憶があ る。それも入れる。なんか、沖縄料理にしては珍しく塩っぽい味付けだった気がするので、菜っぱの漬け物も混入することにした。(沖縄に塩味の漬け物は無い らしいが)

だいたい、ソーメンチャンプルーのような、庶民の料理に「厳密」とか「正統」なんてものは、ありゃしないだろう。(ご家庭の味というのがきっとあるのだろうけど)


ぐらぐらとソーメンをゆで、水洗いしておく。フライパンにサラダ油をひき、ベーコンをいため、おもむろにソーメンを入れる。

案の定、ソーメンがダマダマになりはじめる。間髪を入れず、醤油を少々(のつもりが、入れすぎた)入れ、菜っぱをぶち込んで混ぜる。

最後の仕上げに、多分ごま油も入っていたのではないかという予想で、入れてみた。入れた瞬間、「絶対違う」という確信を持つことができた。そう、ソーメンチャンプルーにゴマ油は入りません。


出来上がった、物体は、かなり僕の完成予想図を裏切った。食してみると、なんというか、インスタントラーメンを焼きそば仕立てにしたような、不健康な味わい。

不味くはないが、ご飯のおかずと言うよりは、酒の肴のような一品に仕上がってしまった。

やはり、料理の鉄人は偉大だということを再確認して箸を置いた。(ちゃんと食べたけど)


さて、インターネットには、きっと正しいソーメンチャンプルーの作り方が載っている。と思ったのだが、案外情報は少い。

[めんそーれ、うちなーんちゅ](このタイトルに拒否反応を示す人もいるかもしれない)によれば、本来の材料は以下のような感じらしい。

一般的な材料:素麺、シーチキン、ポーク、ねぎ、もやし、きゃべつ

おおまかに言えば、僕のソーメンチャンプルーで合っていた材料はソーメンとネギぐらいのものだったようだ。味付けは、塩・胡椒のみ。そうめんをダマダマにしないように仕上げるのがポイントだそうだ。

しかしながら、[新種発見!チャンプルー100]を見る限りでは、なんでも良さそう。ベーコンを使ったチャンプルーもちゃんと出ている。

割烹の板前

厨房の中で、おやじが椀を手にとった。

おたまを手に、まさに吸い物の出汁がその椀に張られようとした瞬間、おやじの厳しい視線が、椀の中で止まった。
「だっ!」

なにやら、非常にご立腹のようだ。きっと職人の目に、許せないものがあったのだろう。ネギの角度が悪かったとか、、。
「しょうがねぇーな、ったく、だっ!」

哀れにも、その椀は脇にのけれられ、僕の昼飯のお吸い物は、別の椀にもられることになった。


新宿の都庁から、オペラシティーの方角に、20分ばかり歩いた所にある割烹の店。一見すると目立たない店だが、昼時には近所の会社員が行列をつくる。

味は確かで、この前の昼飯にでていた飛び魚のたたきなどは、絶品だった。飛び魚は上品な味のする魚ではないが、その油っこさが、いかにも夏の味といった風に仕上げられていて、文句の付けようが無かった。

しかし、困ったこと、というか最初はびっくりしてしまうことが、この店にはある。この店の確かな味をつくっている本人、店のおやじだ。この店のおやじは、いつも怒っている。そして、絶えず怒鳴っているのだ。


店主は、「板前」という単語のサンプルのような人物。通常は寡黙に、ねぎを刻んだり、魚をおろしたりしている。しかし、2分に一回は、おかみさんを 怒鳴るのだ。おかみさんはなれたもので、「はいはい」といった風情で流している。お客も、勝手を知っているので、驚きもしない。まあ、そういう店なのだ。

そして今日、おやじはついに椀に怒っていた。

どんなにうまい店でも、おやじが恐かったり、怒っていたりすると、「勘弁して欲しい」ものだ。しかし、この彦膳はおやじの怒り具合と、その旨さを天秤にかけた場合、明らかに味の方が勝っている。

そういうわけで、今日の昼飯もその店にしようと思う。


ちなみに、ランチは(割烹にランチもないと思うが)1,000円。確実に食べたければ、12時15分前には、のれんをくぐりたいところだ。もちろん、夜も美味しい、らしい(行ったことない)。