ウニより、うにせんが好き

Photo: “都合良くウニの写真なんてない。”

Photo: “都合良くウニの写真なんてない。” 2017. Tokyo, Japan, Apple iPhone 6S.

それにしても、改めて気がついたのは、ウニの寿司はそんなに好きじゃ無い。

大昔に、ホビージャパンのコラムに書かれていた(そういう小さいコラムのようなものが昔から好きだった、なので自分でも書き始めた)、北海道かどこかのウニ丼、ご飯の上にネギか何か薬味がのってて、それにウニがのってて、みたいな数行の記事を見て、親にウニを買ってきてもらって食べたのだ。


親も別にウニ丼なんて見たことも無かったのだと思う。ご飯の上にネギ、その上にウニ、みたいな文章通りにできあがった茶碗の中のウニ丼。なんか、正直、完璧にうまかったわけじゃないけど、買ってもらった手前喜んだというのは否めなかった気がする。

でも、実はうにせんのほうが、素直においしいのだ。スーパーで買える中では一番美味いと思うヤツが、成城石井で一時期姿を消していたが、最近また買えるようになって嬉しい。

ワカメご飯

成城石井で愛用していた、超美味いワカメご飯の素は、いつの間にか売り場から消えてしまった。

代わりに、瀬戸内の塩蔵ワカメは売られているので、それでワカメご飯を自作しよう。
小学生の時に引っ越した仙台で、一番衝撃を受けたのは、給食のワカメご飯だ。

僕は給食に何の関心も無い子供であり(驚くことに、食べる事全般に、特に興味が無かった。ご飯が待ち遠しいとか、そういう記憶が全く無い)、給食を楽しみにした記憶は全くない。だが、このワカメご飯だけは好きだった。

わかめご飯

で、出来上がってたいへん高いテンションで食べたものの、やっぱりクソ面倒だな。
味的には、ユニバーサルに入手可能な、これで十分だった。

https://www.tanaka-foods.co.jp/item/wakame/1180.html

ビリヤニ as a service.

Photo: “Biriyani @Eric South.”

Photo: “Biriyani @Eric South.” 2021. Tokyo, Japan, Apple iPhone XS max.

ビリヤニを食べていない。家では二度と作らない、と誓っているだけに、作る気は無い。Erick Southの通販の噂を聞く。どうもカレーだけで無く、冷凍のビリヤニもラインナップにあるらしい。

頼んでみると発送は早いし、サイトも良くてきている。良く出来ているというのは、良くテストされている、という事だ。クロネコヤマトが既定の発送業者なのも、安心出来る。

実際、エリックサウスで食べたことは1,2回しかない。印象は悪くなかった。東京八重洲の地下街の店で、席はごくごく狭いのだが、それは仕方ない。ダバインディアのように、味に凄く感心した、という事は無かった気がする。それはある程度、ビリヤニ経験があったためかもしれない。


ビリヤニは、一式がトレーに入って冷凍されている、まるごとレンジアップすれば良いだけでお手軽。タマネギがちゃんと紫タマネギだし、バスマティライスだし、レンジから漂ってくる香はまごう事なきインド料理屋のそれだ。これはもう、ビリヤニ as a service.。

一緒に買ったカレーの類も手軽で良かった。湯煎しろと書いてあるが、平べったく冷凍されているので、パッケージの上からお湯をかけて中身を器に出し、レンジしてしまえば問題無い。僕的にインドの味噌汁だと思っているダールなど、とても良い。ただ、マトンは自分で作ったものと、正直そんなに違わない気がしたのは贔屓目に過ぎるか。

で、その後たたき売られていた和牛の牛すじでカレーをつくってみたり。安いし、美味しい。片付けは圧倒的に面倒だが。