10年目の羊ページをはじめます

1996年 1月から始めた羊ページ、今年 10年目を迎えます。(10周年は来年の 1月 21日です)

こんなに続くと思わなかったよ。


最初から読んでくれている人、途中から読み始めた人、もう読んでいない人、暫く読んでいなかったけど戻ってきてくれた人。いろんな人が、このページを通り過ぎたり、一緒に歩いたりしてくれたんですね。(そりゃ言い過ぎ)

このページの内容は、別にたいして変わらないような感じかもしれませんが、2004年はこの 10年の中でも、いろいろ変化の年だった気がしています。2005年は、よりリスクをとっていける年にしたいなぁと。そんな中で、日常生活とは少し距離を とっている、この羊ページの「場所」みたいなものは、やはり大切にしたいと思っています。

それでは、10年目の羊ページをはじめます。

ひつじlog年末の一言

9月にはじめたひつじlog。
その不明確な位置づけと、普段のしゃべりにちかい文章が、リアルなお知り合いで無い方には超不評という危険なコーナーとなりました。
宣伝とか殆どしてないのですが、(テキストリンクに少し登録している程度)、それでも6,000hitぐらいしているみたいで、有り難いことです。
続ける理由も無いのですが、やめる理由もないので、もう少し続けてみようかなと、思っております。
でも、自分でblogをこうして書いておきながらいうのも何ですが、blogってやっぱり読みにくい。仕組みとしては、CMSの一種であって、別に blogじゃないものとの、システム的な相違というのは、実はそんなに無い(場合もある)わけですが、読み手からすると読みにくい。
なんでだろう。やはり大きいのは、blogが読者参加型っていう、その利点が、皮肉にも、読みにくさの根本にあると思う。
我々は通常、Webサイトは編集されたもの、として読むことに慣れていて、システム上の仕掛けはともかくとして、スタティックなレイアウトと、モデレートされた内容を期待して読む。でも、blogは、勝手にコメントがついたり、書き手が意図しない位置で省略(more..とか書かれて)されたりする。その、期待(あるいは慣れ)とのギャップが、読みにくさの原因じゃないかと思う。
例えば、BBSみたいなものだと、それはそれで、そういうモードで読んでて、慣れてるから、許容できるわけで。
じゃあ、blogも慣れれば別に読みやすくなるのか?どうだろう。blogが読みやすくなるためには、もう少しシステム的に発達しないとだめな気がする。例えば、今のblogだとコメントなんかは、どこまで自分が読んだのか、よく分からなくなったりする。掲示判なら、割と単純に時系列でわかるけど、複数のトピックがあるblogだと、それこそどこがアップデートされたのか分からなくなったり。そうなると、コメントを読んだりする気もなくなって、ただの読みにくい日記サイトになるわけだ。
自分がどこまで読んだのか、何がアップデートされたのか、そのへんがちゃんとわかるようにケアしてくれる機能、例えばそういうものが、もっと発達する必要がある気がする。
、、。とか、考えながら適当に書いてアップできるという点でblogは書き手には楽。すごく。その分のツケを読者に回さずに、システムで吸収できるのか。インターフェイスは、今のwebブラウザを使うことが正しいのか、、いろんな課題があると思うな。

200MB→400MB

そういえば、なるべく軽くを信条につくってきたうちのサイトも、ブロードバンド化の波に乗って(?)、写真とかがかなり増えて、いつのまにか170MBぐらいになっている。
whoisで引けば分かるが、ここはCSide.netにホスティングを頼んでいて、そこの制限は200MB。追加料金が割と高い(といってもたがかしれてるけど)ので、どうしたモノかと思っていた。
もともと、サービスレベルとか、メインテナンス体制とかには満足しているので、乗り換える気はさらさら無かった。もっとも、ホスティングの契約が1年単位でしかできないので(これは不満だ)、先月来た契約更新のメールを見逃して、危うく解約になるところだったけど、、。
ところが、今月から料金はそのままで、WebのQuotaが400MBまで増量された。なんか、タイミングが良くて嬉しい。今の時代に、ちまちまJPEGの圧縮率をいじったりしたくないし。
そういえば、170MBのファイル量となると(そこには、ログファイルとかも入ってるんだけど)ファイル数が半端ではない。約、1,500ファイル。これって、もはや手動では管理不能。リンク切れの検知なんてできやしない。まして、このサイトは100%手打ちなので、(オーサリングソフトがエディタってこと)なにか仕組みを使わないとやってられない。
で、うちのサイトでは、WebLinkっていうシェアウェアを使ってる。1,500円。リンク切れのチェックと、リモートのFTPサイトとの同期 uploadを行ってくれる。いろいろ使ってみたけれど、このソフトがシンプルでかつ、一番確実だった。羊ページは、そんなに複雑な構造ではないのだけれど、それでもリンクを見逃すソフトとかもいっぱいある。WebLinkは、HTMLエディタに勝手にタグを入れられたくない、でも、リンク切れはチェックしたいし、upload作業を簡単にしたい、っていう人にはお勧めのソフトです。