見た目は最悪、値段も最低、でも音は良いオススメのヘッドフォン

Photo: the plug 2004, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8

Photo: “the plug” 2004, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8

日本のヘッドフォンのほとんどは、音なんかどうでも良いと思っている。なんとかダイアフラムだとか、なんちゃかコア採用だとか、スペックとパッケー ジはふかしまくっているが、音には関係ない。(Digital とか書いてある、意味不明なものもあるが、思いっきりアナログ入力じゃねーか)選べるデザインとか言っているが、外装にかけるコストの分、肝心のユニットが安物になってるんじゃないのか。

ということで、見た目は最悪、値段も最低、でも音は良い KOSS というアメリカのメーカーのものを僕は好んで使っている。もともと、このブランドは音楽鑑賞を趣味にしている同僚(月に数十枚単位で CD を買ってこそ、音楽鑑賞を趣味と言うことができる)に教えてもらったものだ。その人の耳は確かだから、信用して買いに行ったのだが、そのあまりの見た目の 安っぽさに正直引いた。でも、実際、音は良かった。


その KOSS の中でも、隠れた人気商品が、この the plug。見た目ばっかりで、雑音しかしない変な日本製インナーヘッドフォンとは違う。そりゃ、パッケージは酷い。意味が分からない。でもって、色のセンスも悪いし(シルバーとパープルのツートンカラーだ!)、ダクトなんて、見るからに適当にニッパーで切りました、みたいな仕上げだ。(左右で長さが違うのはザラだ)まあ、日本製品の仕上げクオリティーから見ると、パッケージに入っている段階で既に、「ゴミ」にしか見えないわけだが、やっぱり音は良い。

幾ら音が良くても、遮音がダメだと耳が悪くなるばかり。で、この製品の遮音ギミックは、ダクトにできそこないのイヤーウィスパーみたいなウレタンを はめ込む形になっている。高度なギミックでもなんでもないが、これは確かに効果的。例えば、ジェット機の「ゴーーーーーッ」というあの音も、かなり軽減さ れる。BOSE のクワイエットコンフォートなんて(効果的な製品だけど)いちいち持ち歩けるかバカ、と日頃毒付いているマイレージ貯まりすぎの人たちにもピッタリだ。なお、ウレタンは交換部品詰め合わせセットが別売されているから、へたったら交換すればいい。中からの音も遮断するので、周囲にシャカシャカ音が漏れる心配 もない。


この商品、どこでも売っているわけではないが(むしろ、ほとんどどこにも売ってない)ヨドバシカメラには、割とあるようだ。しかも、価格は驚きの 1,980円だから、ちょっと試してみるのも悪くないと思う。ちなみに、僕はそれまで、8,000円ぐらいの国産のやつを使っていたけど、それよりは全然良いよ。


注1. エージングすると音が変わるので、買ってきていきなり聴いて、「こういう音か」とか思わないように。
注2. 低音が割と強めに出ます。そういうのが嫌いな人には向きません、また、カラレーションは強い方だと思うので、これまた、そういうのが嫌いな人には向きません。

LA VACAという牛

Photo: contax T2

Photo: contax T2

表参道あたりを、プラプラ歩いていると、気になるモノが。

わけの分からないモノではあるが、言わんとすることは分かる。
「う、、ウシ?」

そいつらは、数頭の群れになって、ショーケースにうずくまっていた。

背中の微妙なカーブと、一頭毎にまるで違う個性的な模様。つのはピカピカ。いったい何の役に立つのかは分からないが、とにかく「欲しい」。でも、これは売り物?


実はこいつら、ドイツからやってきた家具である。「スツール」というのが、この牛たちのもう一つの存在意義。しかも、「天然の牛の毛皮にまたがることで、リラクゼーション効果が期待できる」という。

LA VACA。そんな名前のこの牛は、ちなみに59,000円。子牛のLA VAQUITAもあって、そちらは39,000円だって。

注1:なんかこの文章、雑誌の商品広告みたい。
注2:買ってませんよ。だって、スツールいらんだろ。

フルレート

電池が弱まり、通話可能時間がウルトラマンの滞在時間より短くなった携帯電話を、新しい端末に買い換えた。通信業者を変えようかとも少し思ったが、「めんどくせー」「どうでもいいー」「寒いー」などの心の声に負けて、機種変更に止めた。

通信業者の変更を思いとどまったもう一つの理由、208系以降はフルレートでの通話がサポートされ、通話品質が改善されているのだ。僕が携帯端末に求めるのは、強靭なバッテリーと、耳から血が出るくらいに十分な音量(別に難聴ではない)、それと通話品質だ。その意味では、208はだいぶましになった。他にも、色が変わる液晶とか、3重和音の着信音とか、いらない機能が満載だが、それは、いらない。i-modeじゃないのか、という話しもあるが、なんで電車の中でまでメール書かなきゃならんのだ。いらない。

前回、携帯を選んだときに、よりによって伝説的に性能の低い、あのN203を買ってしまった苦い思い出から、今回はいささか趣向を変えて、新たな選定基準で買ってみた。メーカーの株価だ。勝者は、最近ぐんぐん株価の上がっている注目の会社、松下通信工業のP208。株価が高い->業績が良い ->開発費がかけられる->良い製品ができる、という発想。こう考えると、あんまり悩まなくていい。どうせ日用品みたいなものだし。

ただ、株価で買うものを決めるというのも、実際には、いささか敷居が高い。僕の場合は、通工の人と話したことがあって、その実直な感じが良い印象だったのも選択の理由。そういえば、以前使っていたPHSも通工のやつだった。「株価で選ぶ」というのとは矛盾するが、人の顔が見えているものの方が、買いやすい。「めんどくせー」「どうでもいいー」と思っている割には、いろいろ考えてるな、、。

で、使ってみると、なかなか良いと思う。機能が多い割に操作しやすいし、高音が耳障りだが通話品質もそう酷くない。3重和音の着メロは、単音の端末と聴き比べると、全然印象が違って面白い。でも、所詮は普通の携帯なので、すぐに飽きた。やっぱi-modeにすれば良かったかな、、。

注1:羊ページの作者は寒さに弱い。
注2:フルレート通話は、DoCoMoのカタログではハイパー・トークという名前になっている。
デジタル携帯端末は、音声のデータを圧縮して基地局に送っている。基地局と、端末の間は無線通信で結ばれるが、従来のNTT DoCoMoデジタル端末は、無線で本来送れるはずのデータ量の半分しか送っていなかった。半分の割合で送っているから、ハーフレートということだ。そうなれば当然、音声データはかなり圧縮されて(間引かれて)しまい、それが「DoCoMoは音が悪い」と言われる一因でもあった。
なんでそんなことをするかといえば、ハーフレートにすれば単純に2倍の端末数をサポートできるから。で、今回のフルレートのサポートで、ようやくJ-PHONEのようなフルレートのサービスと並ぶようになった。(実は、DoCoMoも最初はフルレートだったのだが、加入者の増加に伴ってハーフレートに変更されたという経緯がある。そして、またフルレートに戻ったのだ)