FM COCOLO

Photo: 2001. Suma, Kobe, Japan, Contax T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35,Fuji TREBI 400
Photo: 2001. Suma, Kobe, Japan, Contax T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35,Fuji TREBI 400

茶碗夫婦の家では、あまりテレビは見ないらしい。彼らの家のリビング・ダイニングにはテレビがない。

その代わり、窓際に Sony の小さなラジオが置いてある。僕は、こういう生活に、少なからずカッコ良さを感じてしまう。開けはなった窓の方から、静かにオールディーズが流れている。


神戸では、FM COCOLO がずっとかかっていた。関東の方で言えば、InterFM に近い。今より、もっとまともな多国籍放送だった頃の InterFM だ。

海岸には boston とか、70年代のあっけらかんとした音楽がよく似合った。More Than A Feeling、良い曲だ。そういえば、高校の文化祭で準備をしながら、BGM 代わりにかけてたよな、boston。


注:珍しく、わざわざ構図をつくって撮ってみたのですが、なんか滑稽な絵になりますね。妙なリアリティーの欠落というか。

ウニを踏む

Photo: 2001. Suma, Kobe, Japan, Contax T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35,Fuji TREBI 400
Photo: 2001. Suma, Kobe, Japan, Contax T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35,Fuji TREBI 400

羊ページの管理者は、基本的にアウトドアが好きとか、別にそういうことはなくて、水はあんまり得意ではない。つーか、不得意。


慣れない人間には、思いも寄らないトラブルが、つきまとう。

うぎゃー、ウニ踏んだ。

のー、クラゲ掴んだ。


踏んだウニはおそらく、右の写真と同型。海中に潜むウニは、避けがたい運命のよう。つかんだクラゲは、機嫌が良かったらしく刺さなかった。天気が良かったせいだろう。


注:足の裏に刺さったウニの棘は、未だに抜けてません。

まわるべき所があって、やるべき事がある

「ネットに繋いでいる場合ではない」と言われつつ、繋ぐのがSEです。肺炎に倒れる直前に書いた文章をアップしておきます。


曇りになると、なんとなく外に出かけなくちゃ、というある種の強迫観念も薄れて、家でのんびり。そうはいっても、いろいろやらなきゃいけないことがあったっけ。

Yシャツのローテーションは、どう考えても足りないし、カードの支払いにもいかないと。この間買った、 BRAUN Flex Syncro System 7570 のキャッシュバックも応募しないといかん。フィルムも切している。それから、Nikon F100 を修理に出さないと。そう、壊れちゃったみたいなのだ。

まわるべき所があって、やるべき事がある。そのほとんどが、事務手続きみたいな後ろ向きでも前向きでもないものだけれど、ある種今日は忙しい。


やっとの思いで、F100 の保証書を探し出す。保証期間はギリギリだった。そう、この一眼レフを買ってから丁度1年になる。極端な露出オーバーで、今春に撮った京都と留寿都の写真 はまったく使い物にならなかった。僕の設定ミスかと思ったが、立て続けに数本ダメだったので、どうもカメラ側の問題らしい。

ヨドバシカメラでは、すんなりと修理依頼を受け付けてくれた。売り場をうろうろして、倉木麻衣の新しいアルバムをポイントで買った。なんとなく聴くのにいいかなぁと。最近、流行の邦楽もそんなに恥ずかしく思わないで買えるようになった。


いろいろやっていたら、日が暮れた。「焼肉半額です?」と叫ぶ居酒屋の客引きにちょっと惹かれながら(腹が減ってた)、家路についた。

フィルムは、買い忘れた。

注:F100は22種類のカスタムセッティング項目を持っている。(覚えられるか、そんなもん)これらの設定に加えて、シャッター速度や絞り、フォーカ ス等をマニュアル/オートで決めていき、撮影する。つまり、このプロセスのどっかで、変な設定がかかっていたりすると、予想を裏切る写真が出来上がってく る。このクラスの一眼レフは、変な設定を与えても、「だって、あんたがそう撮れって言ったんでしょ」とそのまま撮すようになっている。