混んでいる海岸の定義

Photo: 2001. Suma, Kobe, Japan, Contax T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35,Fuji TREBI 400

Photo: 2001. Suma, Kobe, Japan, Contax T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35,Fuji TREBI 400

そして、今年も「茶碗夫婦」の家に遊びに来た。(沖で手を振っているのが、茶碗夫婦)

彼らの家からは、海が、もの凄く近い。歩いて気軽に行ける距離ではないかもしれないが、車で行けば直ぐ。

世間の夏休みは、ちょうど始まったばかり。滅茶苦茶に混むに違いない週末、早起きして僕たちは海を目指した。


「ありゃ?」

なんだか、もの凄く空いている。人なんて、パラパラとしかいない。それを見た、茶碗夫は「混んでるなぁ」

つまり、関西と東京では、混んでいる海岸の定義が、かなり異なっている。砂浜は、静かで、そして熱かった。

注:写真の掲載にあたっては、事前に茶碗夫婦の了承をいただいています。(2 x 2mmぐらいなんだが)

カメムシ

Photo: 2000. Kobe, Japan, Nikon F100, AF Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film

Photo: 2000. Kobe, Japan, Nikon F100, AF Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film

彼女がベランダでスミレを育てていることを、旦那は知らなかった。

「え?そんなの育ててたの?」

それは、ちょっとした秘密だったのかもしれない。あるいは、単にぽーっとしていただけなのかも、、。

なんにしても、僕がその家に遊びに行って、うろうろしていると、プランターのスミレの上を、カメムシがうろうろしていた。


丁度水をやる時間だったから、写真を撮りがてらカメムシと遊んでみる。少し冷たい水を、そっと降らせると、ごそごそ動く。

それは初秋の頃のこと。秋の柔らかい日差しが、少し冷たい風を運んできた。

注:この虫が何と呼ばれるモノか、自信がないので分かる方が居たら教えてくださいね。

それは日常じゃない

Photo: 2000. Kobe, Japan, Nikon F100, AF Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film

Photo: 2000. Kobe, Japan, Nikon F100, AF Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film

雑然とした飲み屋、というのも大好きだけれど、気持ちよく整えられたバーで酒を飲むのもいい。たまにはね。

うるさい店は好きじゃない。だから、ちょっと見つけにくい所に行く。

つまみは、干した白無花果、オリーブのピクルス、そんなものをとる。酒は、カクテルを飲む。あるいは、最初はビールを飲むのもいいかもしれない。

ゆっくり混ぜるのか、激しく混ぜるのか。タイミングはどうするのか。カクテルは、バーテンダーの個性がそのまま味になる。だから、腕のいいバーテンダーに巡り会えると、嬉しくなる。

「次、適当に、、」


もちろん、それは日常じゃない。けれど、僕たちの体は日常だけで出来ているのではないのだ。