新宿オフィス街ランチ

11時も半を過ぎると、昼御飯が気になりはじめる。僕の勤めるオフィスには社食というものが無い。昼にコンビニ弁当というのは耐えられないし、体に良くないので、たいてい外に食べに行く。

オフィス街にはたいてい昼の定食メニューを用意している店がいろいろとある。僕が勤める新宿も、昼メシ時にはランチの看板であふれる。

新宿の昼は、単価が非常に高い。どうあがいても800円以上、1000円以下というのが平均的な線である。「どこがランチなんだ」という値段だが、それだけ出すと味も量もかなりいいものが食べられ る。(もちろん、怪しげなカレー500円とかそういうものもあるのだが)それでも、夜に比べれば値段はぐんと安いと言える。

毎日食べるだけあって、ランチタイムには流行る店、流行らない店ははっきりしている。流行る店順に埋まっていくといっても過言ではないので、12時過ぎに会社を出るようではもはや「出遅れ」である。

昼御飯にあまり遠出はしないので(女性は遠くまで行くようだが)歩いて10分程度が昼メシ圏内である。もちろん、旨い店もあれば、やばい店もある。

僕の一番のお気に入りは、定食を出す割烹の店。和食の定食というと、いかにも「おやじ」だが、毎日外食していると、どうも洋食では体がもたない。レギュラーの焼き魚もうまいが、たまにメニューにでている「アナゴ丼」がとてもいい。夜は少し高そうな店だが、昼はリーズナブルな値段で、行列の絶えない店だ。

上述の店は、あまりハッキリ書いてしまうと僕の勤め先がばれるので書けないが、有名どころとしては、東京都庁の食堂がある。

値段が安いことで有名だし、テレビのランチ特集では必ずといって良いほど紹介される場所である。(僕の会社からは遠いので、利用しないけどね)しかし、都庁1階の喫茶店は知らない人も多いだろう。ここは、値段も安く、店員の応対がやたらに良いのが印象的だ。朝方、コーヒーを飲んだりするのには良さそうだ。

とりとめのない、昼の新宿の話でした。

かなり欲しい生ハム

ケーブルテレビには、1日中通販ばかり放送しているチャンネルがある。番組の大半は、「車の傷が、一拭きでこんなにぴかぴか」とか「1日3分で引き締まった腹筋を」とかいった類の、地上波でもお馴染みなコーナーなのだが、今日やっていた番組は一工夫されていた。

僕が見たのは、ようは、イタリアの食材を売る通販番組だ。

イタリアの名産品と言えば、チーズ、パスタ、オリーブがすぐに思い浮かぶ。今回は、その産地を巡りながら、よくあるグルメ番組のようなものをやりつつ、その中で紹介される食材を通販で売りつける、という趣向になっている。

僕と好みがあう人ならば、ピンとくると思うが、食べ物番組と、食品の通販というのはなかなか良い取り合わせで面白い。シェフと、イタリア料理の評論 家みたいな 2人が出てきて、チーズに関して訳の分からない文化論を捻ってみたり、イタリアの極度に適当な(同時に、旨そうでもある)チーズの生産風景が映しだされた り、ととても楽しめる。

こういうのは、なんかありそうで無かったので、今後ブレイクしそうである。僕としても、あの生ハムはかなり欲しかった。(でも、現地と比べて、あまりにも高すぎ)

新規の店を開拓

雨が降っていた。会社の帰りに、最寄りの駅で焼鳥屋からいい匂い。

ちょっと小腹がすいたので、「雨宿りがてら、何かつまんでいこうか」ということになった。

新規の店を開拓しようと言うことで、雨の街をうろうろする。たまたまワンドリンク無料券をもらった「串焼き屋」に入る。んが、店内にはやたら高級感が漂い、どうみても僕たちが最年少だ。

メニューは、コースが三種類。2,000円、2,400円、3,000円。つつましく、(限界という声もある)2,000円のコースに。とにかく、のっけのアスパラガスからしてうまい。若鶏、車海老、どれも申し分なく美味しかった。

これでこそ、働こうという気にもなるものだ。