ATOK18(ATOK2005)にバージョンアップ

ATOK17 を ATOK2005(ATOK18)にバージョンアップする。Becky! と並んで、一番使うソフトウェアなので、律儀にバージョンアップしている。が、今回も設定引き継ぎのウィザードはうまく働かなかった。

「自動(推奨)」の設定では STYLE 設定が引き継ぎに失敗し、キーアサインが ATOK 仕様になった。(僕は、IME のキーアサインで ATOK を使っている)ユーザー辞書は自動で ATOK18 にインポートされるが、変換時に使用されるユーザー辞書の設定がこれまた引き継がれないで、1番が自動選択されてしまう。諸般の事情で 2番を使っていた僕は、全てのユーザー辞書を失ったのかと思った。辞書を失うって、頭がクラクラくる体験。自分の辞書をあらためて見てみたら、登録単語は 5,000近くになっていて、今や僕の言語系外部記憶だ。


変換の速度や精度については、特に違和感も無く、文句は無い。いつも通りの ATOK。この手のソフトは、使っていても慣れているだけにそのありがたみはあまり分からなくて、ATOK でもなく自分の辞書も入っていないシステムを使って初めて、変換がひっかかりまくることに気がつく。もう、10年ぐらい(昔は Mac で使っていた)ATOK で文章を書いているから、タイピングの呼吸が完全に ATOK になっている、、というのは言い過ぎか。草書体で書けない現代の日本語では、もしかしたらキーボードで書いた方が、リズムのある文章が書けるのかもしれな い。

注:わざわざ IME を買い換えてる人って、今どれぐらい居るんだろう?

全角英数字を使うダメなヤツ

何が気持ち悪いって、全角英数字が気持ち悪い。全角英数字を使ったメールを読むと、特にそれが技術系の人間の書いたメールだったりすると、こいつは絶対ダメなヤツだと一発で思う。(そしてダメなヤツなんだ、これが)

メールに全角英数字を使ったヤツは、一週間 IME を uninstall の刑ということでどうだろうか。

ぬっくり

ネットで拾った新語

「ぬっくり」

非常にダラダラした感じが新鮮で良い。「ぬっくりしていけば?」とか言われたら、抗えない気がする。


と思ったら、方言らしい。てっきり、マターリみたいなものかと思った。広辞苑にも出ている。

注:ぬっくり 1. あたたかいさま。 2. 平気なさま。あつかましいさま。浄、平家女護島「人を語らひ―とした事たくまれし」 3. うまうまと事を行うさま。浄、嫗山姥(こもちやまうば)「右大将の威を藉かつて、御辺―泊らんとや暖かな事」 4. ぬっと立ち上がるさま。 5. 不意にあらわれ出るさま。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]