枯れ葉の上の歩き、どんぐりをつつき、まだ芽を出さない枝を眺める。
あまり見るものがないなぁと、ずっと奥まで歩いて行くと、梅林だけが華やかだ。
湿った曇天に、揮発する梅の花の匂いが立ちこめている。春はここから来るのか。
切り倒された古い切り株の洞をのぞき込むと、そこにもちゃんと春が来ていたよ。
写真と紀行文
枯れ葉の上の歩き、どんぐりをつつき、まだ芽を出さない枝を眺める。
あまり見るものがないなぁと、ずっと奥まで歩いて行くと、梅林だけが華やかだ。
湿った曇天に、揮発する梅の花の匂いが立ちこめている。春はここから来るのか。
切り倒された古い切り株の洞をのぞき込むと、そこにもちゃんと春が来ていたよ。
今年は桜がいまいちですねぇ、なんて話をいろんな所でしているよ。ファインダー越しにはいまいちでも、長く観られてそれはそれでいいのかもしれない。
夜に桜を観ても寒くないから、桜を観に電車に乗ってやって来た。酔っぱらいが通り過ぎた街灯の下で、ゆっくり蕾を広げている。今年は、過ごしやすいわぁ、といってるよ。
フィルムカメラの時には、夜桜なんて撮る気にもなれなかったけれど、デジカメになって挑戦する気になった。手持ちでここまで撮れるっていうのは確かに凄くて、素直に技術の進歩に感心する。