どんなに慣れようとしても、慣れることができないもの。
日本語のラップ。
お前の言うストリートって、銀座通り商店街とかそういうやつ?
写真と紀行文
どんなに慣れようとしても、慣れることができないもの。
日本語のラップ。
お前の言うストリートって、銀座通り商店街とかそういうやつ?
よくよく考えてみると、僕はスタパ斉藤が「これはイイ!」といったものをかなりの確率で買っているような気がする。(別に、丸飲みで信じている とかではなくて、ネタとして面白いということで)
この PowerShot G1 もまた、そんな一台だ。ヨドバシカメラのアウトレットコーナーで、新品が 6割引の 44,000円なり。デジカメはいらない、と思っていたものの、この圧倒的なお買い得感には逆らえなかった。スタパ斉藤絶賛のあのデジカメが、6割引。と いうことで、使い道も考えず、根拠もなく買ってしまったのがこの G1。
Canon G1 は PowerShot シリーズのフラグシップモデルで、現在は、G3 まで発売されているレンジファインダー(?)機の定番ハイエンドだ。絵も操作性も、よく出来ている。さすが、キヤノンのフラグシップ商品。絵は、色調の豊 かさと、ノイズの少なさは特筆すべきものがあり、現行のデジタルカメラと比べても遜色ない。なお、記録メディアは、マイクロドライブも使える CF なので ThikPad など CF スロットを持つユーザーにとっては、便利だ。
そして、G1 の数ある機能の中でももっとも重要なのが、自由に角度を変えられるバリアングル液晶。明度・解像度も問題なく(ちょっと発熱が高い)、そして撮影ポジショ ンを自由に選べる画期的な機構だ。この機構のおかげで、一眼レフでも、レンジファインダーでもない、新しいカメラの使い方ができる。
最後に、いまいちな点。レンズキャップを自分で付けはずししなければいけない点、起動時間の長さ、マクロ撮影時の AF の弱さ、MF の使いにくさは要改良点だ。(最新機種では直っていると思うけどね)
7群8枚の 7-21(34-102)/2.0-2.5 と、3.3M CCDがつくる絵はノイズが少なく、色ノリも良い。デジタルカメラの画像としては、そのバランスのよさと、キヤノンぽさに感服する。また、見た目にもきっちりしたレンズは、なんとなく安心感があってよい。センサー系はかなり良く出来ていて、ほとんどの場合オートで撮って問題ない。たいていの光線条件で自然なホワイトバランスを実現する。
特に、暗闇での撮影では、銀塩に比べてとても使い勝手が高い。ただし、(普通のフラッシュ一体型カメラがそうであるように)フラッシュはおまけみたいなものであり、フラッシュ禁止をデフォルト設定できない点は、少し困る。
キヤノンの絵が好きな人にはたまらない絵作り(推測)だと思うが、別にキヤノンの絵が好きではなくても、十分に満足できる。
追伸:バッテリーマネジメント関連で、Firmware update が出ています。ユーザーの方は、チェックしてみてください。
浅野忠信 主演の「地雷を踏んだらサヨウナラ」を見ていた。
戦場カメラマン 一ノ瀬泰造(通称:Taizo )を題材にした映画だ。カメラマンってあんな風に撮るんだなぁ、とか思いつつ。
船上で、燃え上がる積み荷を消火する男達。それを撮る Taizo に罵声が飛ぶ、
「お前も消せ、誘爆するぞ!」
「俺の仕事は撮ることだ、お前は火を消せ、俺は撮る」
本当にそんな風に言えるものだろうか?あるいは、そんな言い方が正しいのだろうか。よく分からない。
まあ、今年も写真を撮ろうかなと、思っている。
注1.浅野忠信のご飯のたべっぷりが気持ちよい映画です。やっぱ Nikon かぁ、とか思ってしまいますね、一瞬。
注2.映画の舞台はカンボジア。それっぽい背景で CONTAX を撮ってみました。