蝋燭の炎が、見慣れた様々のものの形を、全く違う様相で浮かび上がらせ、考えたこともない色を生み出し、深い影を与える。本当は光ではなく、影が、モノに形を与えているのだと、思う。
真空管が静かに、時代遅れの CD を再生する。思い起こすことは沢山あったけれど、じきに忘れてしまう。大の男が、バーで延々とカンパリなんかを飲んだりしたら、どうかしていると思われそうだが、自分で飲む分には好きに出来る。僕は、カンパリが好きなのだ。
何かの花の香りがする。そういえば、そういう蝋燭だったか。
写真と紀行文
蝋燭の炎が、見慣れた様々のものの形を、全く違う様相で浮かび上がらせ、考えたこともない色を生み出し、深い影を与える。本当は光ではなく、影が、モノに形を与えているのだと、思う。
真空管が静かに、時代遅れの CD を再生する。思い起こすことは沢山あったけれど、じきに忘れてしまう。大の男が、バーで延々とカンパリなんかを飲んだりしたら、どうかしていると思われそうだが、自分で飲む分には好きに出来る。僕は、カンパリが好きなのだ。
何かの花の香りがする。そういえば、そういう蝋燭だったか。
iPhone を使っている日本人の誰もが、画面上の電話番号に触れた瞬間に発信し始めるワイルドな仕様に、一度は驚いたことがあると思う。iOS は確認ダイアログを出すとか、そういう迂遠なことはしない。
僕が iPhone でもう一つビックリしたのは、着信拒否機能が iOS には備わっていない事だ。
日本以外の人って、着信拒否しないものなのか?それってガラパゴス機能なのか?外国に携帯電話相手の迷惑営業電話って無いのだろうか。
iPhone に変えて暫くした頃、マンション投資の電話営業に閉口した事がある。最近助かるのは、怪しげな電話番号は Web で検索すればたいてい正体が分かることで、それは迷惑電話番号サイトにしっかり載っている完全に NG な会社だった。仕事中にも繰り返しかけてくるので困ったが、その営業トークが凄くて
面倒になって切る、またかけてくる
「切るなんて、酷いじゃないですか!」
なんか逆に怒られたよ。営業だから迷惑でも電話をかけるんです、っていうロジックは凄すぎて反論できなかった。ここまで出来る精神力というか、無神経力は凄いと思うが、テレアポ系で働いていた人の長続きしなさ加減を見ると、やっぱりきつい仕事なんだろうと思う。
それはともかく、iOS に着信拒否機能は無い。でも、他に手はある。ソフトバンクの 3G 回線は、特定番号に対する着信拒否機能を持っている。有料サービスということに少々ガッカリしたが(地味に儲かりそうな機能だ)、仕方ないので Web から契約した。
着信拒否したい相手は、サービス用の番号にかけて自動音声応答に従って登録する。拒否する際のメッセージが選べたりするのがちょっと面白い。せっかくなので、勉強になる英語バージョンにしてあげた。
あと半月弱でリリースされる iOS 4 の 100の新機能に、着信拒否機能は含まれているのだろうか。含まれているといいな。
自分が知らないうちに、誰かにとって、とても良いタイミングで何かを成していることがある。
自分を前に進めてくれた、その人に借りを返すことはできなくても、恩を報いることはできなくても、別の誰かに、自分がなにかをしてあげる。意識的にであれ、無意識にであれ。
数年ぶりに、このページを開いたら、丁度自分が読みたかった言葉が書いてあった。そんな感想を以前もらったことがある。このページも、何かの pay foward になればいい。