鍋焼きうどんになぜか入っている伊達巻

Photo: “Unknown spring soup.”

Photo: “Unknown spring soup.” 2021. Tokyo, Japan, Apple iPhone XS max.

帰省しないと決めてしまうと、特に正月らしい料理というものもなくなる。しかし、この時期に食べたいものというのは、有る。つまり、伊達巻きと、三つ葉と、餅だ。

ケーキみたいな値段の伊達巻きを、年末に成城石井で買った。しかし、それをそのまま食べるというのも、ちょっと味気ない。鍋焼きうどんになぜか入っている伊達巻き、あれがなんだか食べたくなった。(鍋焼きうどんに伊達巻きなんか入らない、と言う人も居るだろうが、僕が食べていた店屋物の鍋焼きには伊達巻きが入っていたのだ)


伊達巻きを、温かい出汁に漬していきたい。好物の三つ葉も浮かせたい。そうなるとお雑煮みたいなものだから、餅も焼いて入れたい。冷蔵庫を覗くと、思わず手に取った初物の菜の花も有った。

菜の花を料理すると、なんだか春がもう来たようで楽しい気分になる。餅を焼いて、菜の花を軽く煮て、多めの三つ葉を洗って、食べたいものを全部出汁に入れ込んだら、意味のよく分からない汁物が出来上がった。意味はよく分からないが、春っぽくて、ほの甘苦くて、まずまず美味しい。

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