インターネットラジオ端末BiBioを買って以来、BGM代わりになんとなくテレビをつけていることが殆どなくなった。最近、RD-X5(DVDレコーダ)も導入したので、気になる番組はRDが勝手にHDDにためておいてくれるので、リアルタイムでテレビを見なくなった。買う前は、本当にこんなもの使うのか?と疑い半分だったのだが、予想以上に自分の生活には合っているように思う。
インターネットラジオ端末は、サブスクリプションコスト無しで、ジャンルに特化した音楽がいつでも聴ける魅力は十分。有線放送などと違って、新しく線を引き込む必要も無い。もっと流行ってもいいんじゃないか、という気がする。PCで聴くのと原理は一緒なのだが、スタイルというか、使いやすさが違う。
そういえば、前述の通りだいぶ値段がこなれてきたRD-X5も買った。これも自分でどんな使い方をするのか予想が付かなかったのだが、今は自分の代わりにRDがテレビを見ておいてくれる、といった使い方をしている。だから、僕はあんまり(更に)テレビを見なくなった。気になるモノはとりあえずRDに見せておいて、後で好きなときに見てみる、面白ければ最後まで見る、という割と消極的な使い方。
人によってずいぶん使い方が異なるようで、同時期にRDを買った友人は、RDと一緒になってテレビを見ているような使い方になっている。RDはWチューナーでHDDも2つ付いていたりするので、その気になれば、2つの番組をRDに見せておいて、自分はさらにその裏番組を見ることができる。これじゃあ、時間がいくらあっても足りないと思うけれど。
どんな使い方をするかは人によるが、予想外に便利。フロッピーからHDDに移行した時の感覚に近い。空きのテープを探したりしないでよいので、いろいろ長い映画もとっておける。今は、たまたまやっていた「乱」を少しずつ見ている。
年: 2005年
崎陽軒 横濱中華弁当
新幹線に乗るからには、シウマイ弁当に決まっている。しかし、今日はあえて横濱中華弁当に。(意地でも崎陽軒ではあるのだが)崎陽軒の弁当ラインナップの中では一番高い。
ごそごそ開けると、なんとなく隙間が多くて寂しい。どうしたんだ崎陽軒、という感じ。
が、食べてみるとどれも素材がいい。海老チリとか、2匹だけかよとおもうのだが、ちゃんと大きい。海老は分かりやすいが、クラゲなんかも実はコストが高い種類の材料。これをあえて入れてくる崎陽軒の心意気を感じながら食べていきたい。ちょっと脱線するが、クラゲなんて海に漂ってるのを掬ってくるだけだから安いはずだと考えるのだが、あれは捕ってからの手間が尋常ではないらしい。食べるためにはどんどん脱水していくわけだが、これが手間が掛かる上に脱水すればするほど、縮んでいくのである。97%が水分なんだって。そりゃ高いわ。そういえば、クラゲを喰っていた人がいたな。
いつものように冷めて美味しいことを前提にした味付け。冷めて美味しいエビマヨって作るのむずかしいと思う。なんやかんやで食べ終わると、結構腹一杯。
食べ終わってみれば流石崎陽軒という感想。大阪はまだ遠い。
金魚
友人が死んだ。
死んだ、という知らせを聞いて、あまり驚きはしなかった。詳しい話は聞いていない。
少し前に、わざわざ電話をかけてきて、「借りたカメラ、まだ返せそうにない」と言ってきたのは、電話する理由が必要だったのか、あるいは、なにかの 予感だったのか。ひどく律儀な電話だった。戦コンまでやった人だったけれど、繊細だった。むかつく人間には本気で怒った。六本木の怪しいカリビアンクラブ (踊る方)でボスらしき、スキンヘッドの熊みたいにでかいガイジンとハグで挨拶しているのを見たときは、この人はいったい何の人なのかと思った。
彼が通っていた飲み屋は、僕が通っている店でもあり、彼の大好きなばくらいでも頼もうかと思ったが、あいにくと盛夏にあっては、献立にない。せめ て、よく飲んでいた金魚でも。ロックグラスに焼酎を注ぎ、水草にみたてた大葉と、真っ赤な鷹の爪を入れると、泳ぎ出す。この金魚は、下手につついたりする と怒って辛くなる。