積んでおいた本

ご無沙汰です。戻ってきました。別に出かけていたわけではないのですが、、、。

最近、昔買ったまま、読まずに積んでおいた本を読み直しています。2年ほど前には挫折して読めなかったものが、なかなか面白く読めます。時間が、流れたからでしょうか。

まず、R.F.ジョンストン「紫禁城の黄昏」。映画のラストエンペラーとはまた違った趣があります。それから、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」。

悲しいけど、素敵な物語です。

FD トリニトロン

SONY の FD トリニトロン vega の実物を、始めてみた。

通常放送を、ノンインターレースに補完して表示した画像のクオリティーは大変高い。実物の画像を見れば、他のモニタを買う気がしなくなるかもしれない。

闘うプログラマー

「闘うプログラマー」という本がある。

Windows NT の開発の様子を描いたノンフィクション(ということは、いささか怪しい内容も含んでいると言うことかもしれない)だ。

Windows NT というと、マイナーな Windows95 みたいに思われているのだが、実は Windows95 と同じなのは見た目と API だけだ。(開発当初は、OS/2 のプレゼンテーションマネジャーと同じ見た目だった)DOS や、Windows の 16bit プログラムなどはエミュレーションで動かしている。さらに、Win32アプリも、専用のサブシステム上で動く。

この NT を作ったのが、DEC から MS に移ったデビッド・カトラーたちのチームだった。この本は、新しい1つの OS を作り出す、という、なかなかエキサイティングなことについて書かれている。

かなり前に出版された本で、そのころ生粋の Mac User(つまり、Mac しか使っていなかったし、NT も今ほど全盛ではなっかた)だった僕は「一生読むことはあるまい」と思っていた本である。

しかし、僕の場合、「一生xxすることはあるまい」と思うと、結局逆になることが多かったりする。この本も、面白く読んだ。NT を使っている人、特に MCSE なんかを目指す人は、読んでおいて損はないと思う。