新橋のドイツ料理

mark230.jpg
ドイツ料理というと、どうも敬遠してしまって、滅多に行かない。というか、永らく行ったことが無かった。
ビールジョッキを片手に、肩を組んで客が合唱していそうで怖い。
昔挑戦しようとしたことがあったのだが、事実、重々しい木扉の向こうから、それっぽい合唱が聞こえて、逃げたこともある。
新橋ガード下。高いばっかりのモツ焼き屋はどうでもいい。ここにあるドイツ料理屋がウマイとは。しかも、安いし。

笑○のお通し

居酒屋「笑○」では「お通しナシ」が出来るらしい。とあるバーで隣に座った、学生から聞いた。
本当かどうか、あまりにも大人げないので試したことはない。

web の Flash 化に対する異議

web サイトを Flash で作るっていうのは、僕は嫌い。そんなもので、幾ら見た目を格好良くしても、なんの意味もない。安易だ、と思う。

web でどう表現するかは自由だ、という意見と、スタンダードを守るべきだ、という意見は、web の誕生の頃からあって、(古くは、フレームの是非とかありましたね)そのバランスの中で、スタンダードも進化して今日に至るわけだけれど、アプリケーションとしての web ではなくて、コンテンツとしての web にあっては、依然として僕はスタンダードが守られるべきだと思っている。

その中にあって、Flash は スタンダードでは無いと思う。何よりも、安易な、「コンテンツとしての web の Flash 化」は、幼稚で自分勝手で、web デザイナーが単価を上げて、よく分かっていないクライアントをだまくらかす手段だとさえ思う。HTML で誠実にコーディングした格好良いサイトより、Flash で簡単かつ派手に作った方が、「分かってない人」からは、絶対金が取れる。


安易な Flash 化によって、web の非同期的な心地よさは失われる。本来、コンテンツとしての web はインタラクティブであってはならない、とさえ、僕は思っている。web は本のように、あくまで受動的であるべきだ。メニューを押してからの演出としてのディレイを取られたり、自分のフォント設定を無視して表示されたり、skip を押すまで勝手にムービーを流されたり、そんなお節介は不要だ。世界はお前のサイトのためにあるのではないし、web ページはテレビのチャンネルとは違うのだ。

例えば、ある写真展を見に行こうとして、公式サイトに行くと、全部 Flash でつくってある。文字の大きさは変えられないし、フレームサイズも固定だし、PC の画面は俺様のためにある的な傲慢な作りだ。アクセスの所をクリックすると、これまた Flash の中に、地図が開く。普通、これって印刷して、手に持って会場にいくものでしょう。どうやって印刷しろと?

スクリーンショットを撮って、画像ソフトにペーストして、保存して、印刷した。なんだそれ。web の一番大切な、アクセシビリティーの無視、もしくは、配慮の欠落。
僕も Flash でつくった、お遊びコンテンツは大好きだ。ああいう、小学校の頃、ノートの片隅に書かれて、クラス中を回ったような感じの下らないコンテンツが、エンハンスされて世界規模で出回っているのも面白いと思う。逆に言うと、そんな程度の用途で十分だよ、と思う。

もっと、考えよう。