人には二つの誕生日がある。

Photo: 窓 2005. Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.

Photo: "窓" 2005. Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.

ある本を読んでいて、人には二つの誕生日があることを知った。

自分が生まれた日が最初の誕生日。自分のことが理解できた日が二番目の誕生日。それをセカンドバースデーと言うらしい。


誰でも最初の誕生日はもっているけれど、二番目の誕生日はどうだろう。僕はまだ、二番目までいっていないような気がしていて、でもそれはちょっと近いような予感もしている。

拾った話

某掲示板に落ちていたお話。真偽の程はわかりませんが、妙に説得力がありますね。

アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態では
ボールペンが書けないことを発見した。これではボールペンを持って行っても
役に立たない。NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と
120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、
どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。

ロシアの科学力って、なんとなくなめてるけど、宇宙ステーションに長期滞在した記録とかほとんどロシアなんですよね。
何かを解決するアプローチって、意外と身近な所にありそうです。

面白いことを書く

最低で最高の本屋
blogでも、日記でも、エッセイでも、こうやって書いていると、なんか面白いことがかけないなぁ、ということがやっぱりある。というか、たいていそうだ。
羊ログの方は、内容のクオリティーというか、オチはあまり気にしないで書こうとは思っているのだが、「羊ページと同じ人が書いているとは思えないほど内容がひどい」とかコメントされると、それはそれでへこむ。
そんなことを思いながら、「最低で最高で本屋」を読んでいると、こんなフレーズにつきあたった。曰く、

三度に一度面白いものが書けたらいい、毎回面白くなくていいんだ。

なるほどね。作者の人は、結構有名なエッセイストで(?)軽くて、でも芯のある文章がすきなのだけれど、プロでもまあ、それぐらいの気持ちで書くほうが気が楽なんだから、そういうことでいいじゃないか、という気分になった。