秋葉原で飯っていってもなぁ、、。街の奥深くで仕事に必要なマイナーな部品を買い、さてどうするか。
秋葉原といえば、某ラーメン屋ぐらいしかないような印象があるのだけれど、意外と古くて良い佇まいの店があったりする。
その一つが、このトンカツ屋。古い木造の家、ちょっとだけ値段が高いので、一瞬敬遠してしまうけど、サービスの良さと丁寧な仕事。よく刻んだキャベツには、少し大蒜の香りがついたドレッシング。低温でじっくり揚げた、薄衣のカツに、独特なスパイスの利いたソースをかけて。
昼時は、近所に勤める人たちですぐにいっぱいになってしまう。だから、少し時間をはずして行くことをお勧めする。その方が、サービスもいいし、カツの味もいいようだ。
月: 2004年10月
スーツケースと崎陽軒のシウマイ
午前 2時。大阪市内のとあるホテルの一室。目の前には、30個入りの崎陽軒のシウマイが手つかずの状態で置かれている。腹はすでに一杯だ。
大阪へのお土産は、崎陽軒のシウマイと決まっている。毎回、同じ人に、同じものを、あげるのも芸がないので、今回はいつもの倍の30個入りだ。相手 は、今日はメタルのスーツケースを持っている。シウマイを入れるのに、もっとも向かない鞄があるとすれば、それはメタルのスーツケースに違いない。いい感 じだ。スーツケースにシウマイ、カッコワルイ。
打ち合わせも終わって、ちょっと遅い晩飯を食べて、ちょっと(かなり)風変わりなバーに行ってみたりする。マンションの最上階にある、バー。普通に チャイムを鳴らして入るのだ。淀川の向こうに大阪市街を眺めつつ、思いっきり、ベタベタにセレブな感じが演出されるのは、やはり関西だからか。(値段は驚 くほど安い)
夜半、大阪組と東京組は分かれて、僕たちはいい気分で今日の宿に向かう。やっぱり、夜食だろ、というところで「レゲエ飯」をつくるべくコンビニに入って思い出した。
「シウマイ!」
「あー、鞄に入れっぱなし!」
喰うのかよ。(喰ったが)
注:付け合わせはパスタになっております。
10粒
最近ビール酵母を(も)飲んでいるのだが、これが1回に10粒も飲まないといけない。最初は、数えるのめんどくさい、と思っていたのだが、慣れてくると、ボトルから一振りで10粒出せるようになってきた。
手のひらをざっと眺めて、1つ多い?とか1つ少ない?とかも分かるようになった。
なるほど、これをつきつめていくと、吉野家のご飯をちょうどの重さによそったり、鮨のご飯を粒単位でコントロールしたりできるようになるわけだな。
人間の感覚ってやっぱりすごいです。