思い出に残るのは、いつだってマズイもの。
あの飲み屋の腐ったホタルイカ、あの露店の変な焼きそば。
今日は、マズイ蕎麦だ。
店の外から見たら、「蕎麦の味を楽しんでいただくために、店内禁煙」の看板が店の中にかけてあったので、なるほどそれは良いと入ってみたら、退屈した店のオヤジが煙草吸ってたよ。んで、その看板を慌てて外しやがった。
こうなると、一番安いメニューを頼むモードしかない。そして、盛り蕎麦が出てきた。いやぁ、なかなかユニークなお味。インスタント蕎麦みたいな平打ち加減と、平べったい古民家のような味わいのそばつゆ。
これはキビシイ。思い出に残る逸品です。
思いつきの記事一覧(全 906件)
カッパスペシャル
キュウリが好きだ。馴染みの飲み屋に行っても、キュウリ関連のものが有ると、そればっかり食べている。漬け物、和え物、付け合わせ、なんでもいいが、キュウリが好きだ。
体質的には、冷え性なので、本当はキュウリはあんまりよろしくないのだが、それが逆に魅力的。禁断の味わい。
蕗味噌に付属のキュウリをえんえんと食べていたら、店の料理方は僕を「カッパ」と呼び始めた。カッパ用の蕗味噌にはやけに大きなキュウリが付いてくる。
今日出てきたのは、カッパ用の試作品。好物のクラゲとキュウリを合わせた夢の一品、カッパスペシャル(仮名)。どうしようもない感想言ったら高くなるよ、と脅されて味わう。
「もうちょっと辛い方がいいんじゃないかなー」
「だよねー」
なんとか、正解の方向だったみたい。
ワカメご飯
海辺に実家のある友人から、ワカメご飯の素をもらった。スーパーに売ってるような袋入りではなくて、瓶に砕いた乾燥ワカメを入れただけの本格派かつ自然食品。
「ケチケチしないで、沢山入れるのが美味しく食べるコツです」
というので、一気に一瓶、「ドーン」と混ぜてみる。ご飯の色が変わる位のゼイタク比率。
御陰様で大変美味しくいただいた。でも、
「言われたとおり一回で使い切った」
ことをお伝えしたら
「入れすぎですよ、、」
だって。そうなのか。
