野球のこと

本体では時事ネタとかも書かないので、こっちでは書いてみる。(※Blogと昔からのWebサイトが分かれていた時代の記事です)

プロ野球の話。野球のストって、大きく2種類の受け止め方があるんじゃないかと思う。困った、というのと、まあどうでもいいけどビデオの録画予約がずれなくていいよね、というの。
僕は、ビデオを予約とかしないけど明らかに後者だ。どうでもいい。

色んなメディアで、どうやってプロ野球の経営を活性化させるかとか、そういう議論が花盛りだ。まあ、いろんなアイディアがあっていいんだけれど、ふと考えるといままで別にそんな努力をしなくても成り立ってた野球が成り立たなくなってるというのは、やっぱり市場がシュリンクしているんだと思う。


もう娯楽が、野球観るしかないなんて時代じゃないから、いい加減あきらめて、もうちょっとつましくCSとか深夜枠でやる方向にしたらどうだろう、とか言ったらファンは怒るだろうか。

だいたい、どんな産業だって、絶頂期を過ぎれば儲からなくなる。野球だって、新聞やラジオやテレビによる複製放送ができるようになってはじめて成立した産業だ。それが、多くの競合の娯楽が出てきて、市場(消費者の時間ですね)を奪われて、衰退する。そういう流れなんじゃないだろうか。そういう潮の変わり目みたいなものなんじゃないかなぁ。

だいたい、何億円ももらわないとバットが振れませんとか、そういう過度のレバレッジは、収支が成り立ってこその特権だということを忘れてないかな?

それってサイバー

「それが可能であればどんな技術でも実現せずにはいられない。人間の本能みたいなものよ」

*Ghost In The Shell. カット#305 草薙素子の台詞から

Photo: おでん缶自販機 2004. Contax Tvs Digital, Carl Zeiss Vario Sonnar T* F2.8-4.8/35mm-105.

Photo: "おでん缶自販機" 2004. Contax Tvs Digital, Carl Zeiss Vario Sonnar T* F2.8-4.8/35mm-105.

人間はいつだって、一線を越えてきたし、結果について深く考えることも、抑制することもしてこなかった。広げるだけ広げ、奪えるだけ奪い、使えるだけ使った。マクルーハンが人間の拡張、と呼んだ技術革新は、人間のカタチさえ変えてしまった。。

人間はどんどん変わっていくのであって、社会もどんどん変わっていくのであって、もうそれに乗り続けるしか、我々に残された道はない。技術を棄てて、昔に返ろう。というのは、多分無理なのだ。行くところまで行くのは、人間の本能みたいなものなのだ。


真夏のおでん缶自販機 in 秋葉原。

灼熱の太陽の下、いつでもおでんが食べたい人類のために。それってサイバー。


*1 攻殻機動隊/Ghost In The Shell, 1995, 士郎正宗, バンダイビジュアル
注:200円で意外と安かったり。その割に、中身は結構入っていてビックリ。

テンピュールの新製品

僕は、テンピュールに絶大な信頼を寄せている。

ベッドもテンピュールだし、枕もテンピュールだ。座るときは、テンピュール腰枕を使っている。畳の上で死にたいという人もいるが、僕はテンピュール の上で死にたい。この一週間、異常に忙しくてまともにテンピュールの上で寝る時間もなく、ソファーの上で寝たり、段ボールを敷いて寝たり、エアキャップに くるまったりしていた。久しぶりにゆっくり寝るテンピュールの素晴らしさ!

そんな僕が今一番気になっているのは、テンピュール掛け布団は、いつ発売されるのか、ということだ。(発売されません)


注:段ボールで寝るのは、ホント、体力を消耗しますね。