マックを家でいただく

Photo: なんだこのビールは? 2008. Tokyo, Ricoh GR DIGITAL, GR LENS F2.4/28.

Photo: "なんだこのビールは?" 2008. Tokyo, Ricoh GR DIGITAL, GR LENS F2.4/28.

マックを家で食う、ということには色々なメリットがある。バイトのポテトの塩振りが甘くても、自分で好きに味付けできる。仏産の天然塩で塩味をつけるとか、有機なケチャップを付けるとか、全て自由。(ジャンク + 良い調味料はウマイ)

それにアルコールを出さないマックでは不可能なことだが、油まみれのあのメニューには断然ビールが合う。栄養バランス的には、まったく最低のビック (メガ)マック・ポテト・ビールという組み合わせも、持ち帰りならではの技。この組み合わせは、特に飲んだ後などに、衝動的に買ってしまう危険な組み合わ せ。


帰りがけ、夜中のマックに近寄ってみる。

カウンターの上にはダンボール入りのアイスクリームコーンが放置され、フライヤーの脇にはポテトがカゴに入れて積みっぱなしになっている。カウン ターのこちら側は、ギャル男を筆頭に、電話としての原形をとどめないデコ電をいじる女、やや酔ったリーマン(俺だ)等々、荒んだ客層。「北斗の拳」か。

家マックの誘惑はあるが、今日はやめておこう。何か危険な臭いがする。あの積みっぱなしポテトが出てきたらショックだし。

松屋とよしのや

Photo: よしのや 2007. Japan, Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.

Photo: "よしのや" 2007. Japan, Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.

降りたことのない駅は沢山あって、この日僕が降りたのも、初めてのプラットフォーム、初めての階段、初めての改札口。


商店街を進んでいくと、どこの街にでもある松屋が。そして、その向かいには、「よしのや」の看板。でも、ここは居酒屋さんなのだ。