シャツのボタンは上から留めるか、下から留めるか。

下から留めた方が速いらしい。「だからどうした」と思うか、「ほう、そうかな」とやってみるか。

実際やってみると下から留めた方が、なんとなく速い。で慣れてくると、確実に速い。

新幹線の暇つぶしに買ったパワープレイとかいう本で読んだ Tips。もちろん、本質はシャツをどうやって早く着るかということではない。そういう小さな積み重ねを惜しまないこと、一見くだらなく見えるそういうアイディアをどれだけ取り込めるかが鍵、みたいなことが書いてあった。ような気がする。
確かにくだらない。そんなことをいちいち考えて生活するなんて無理。アホらしい、やってられるか。

まあ、でも速いから最近は下から留めてますけど。

当たり前の事なんだが、

mark286.jpg当たり前の事なんだが、足跡の付いてない砂浜って、どうやって撮るのかと思ったら、バケツで水を沢山まいて足跡を消すのか。てっきり一発撮りなんだと思っていた。
考えてみれば、当たり前の事なんだけどさ。

カボチャ彫り職人

テレビを見ていたら、ハロウィンのカボチャだけを彫るアーティストが居るという。たいしたお金になるとは思えないのだが、彼はそれだけで生計を立てている。(あと、たまに知り合いのチャイニーズレストランの依頼で、スイカに飾り彫りをすることがある、でも、それだけ)


凄い、それで生活できてしまうのか。この人、大統領の似顔絵カボチャが本人の目にとまって、ホワイトハウスにまで招待されたなかなかの有名人らしいのだが、それにしたって、仕事があるのはハロウィンの季節だけ、あまりお金持ちには見えない。

でも、楽しそうにカボチャを彫っている姿は充実していて、凄いなぁと思う。


芸術にジャンルはないし(カボチャだし)、スケールも関係ないし(特大のカボチャに彫ることはあるようだが)、金も関係ない(言うてもカボチャだからね)。好きかどうか、一生懸命かどうか、それぐらいしか、関係ない。

でも、そんなのやっぱり難しいと考えるのだけれど、この人の力の抜けた感じに、僕はいたく感銘を受けてしまったのだ。