Carl Zeiss Tessar T* 45mm/F2.8(MM)

Zeiss を代表するレンズ方式、Tessar。他社レンズにさえ テッサー・タイプという呼称を見ることが出来る。

極めてコンパクトなレンズで、キレる描写。

京セラの撤退の際に、最後まで市場に残ったビミョーな 100周年記念モデルを思わず買ってしまった。買ってしまったのは良いが、ボディーと全然色が合わない。(あたりまえ)しかも、フィルター径が普通の Tessar とは違うというのだから困ったモノだ。まあ、「せっかくですから」買っておいて良かったとは思っている。使うのはまだまだこれから、という感じ。

Carl Zeiss Distagon T* 25mm/F2.8(MM)

Photo: 2003. Sagamiko, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Distagon T* 25mm/F2.8(MM), Kodak EBX.

Photo: 2003. Sagamiko, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Distagon T* 25mm/F2.8(MM), Kodak EBX.

Zeiss の広角レンズ 25mm/F2.8。カメラマニアの方から(ながながと)借りているレンズで、個体は made in west germany.

レンズ交換式のカメラの醍醐味は、やはり広角系のレンズを使うことにあると思う。

スペックとしては、なんとなく倍率の高い望遠に走ってしまうが、望遠でないと撮れないモノより、広角でないと撮れないもののほうが多い気がする。特 に、その場の雰囲気みたいなものを伝えるには、25mm ぐらいの画角が撮りやすく、ちょうど良く感じる。

このレンズはピントもつかみやすく、その割に明るいので手持ちで撮るのも難しくない。豊かな色のノリは、ちょっと懐かしい感じの Zeiss の色。個人的にはとても好きなレンズだ。

注:その後、持ち主に返されていきました、、。

巨大なヘビ

2001. Yakushima, Japan, Nikon F100, AF ZOOM NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film RHP III

2001. Yakushima, Japan, Nikon F100, AF ZOOM NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film RHP III

下山の途中で、雨が降り出す。道の真ん中に、巨大で巨大なヘビがのたうっているのを見る。怪我をしている足首を、すこし捻る。

水の残りが少ない。使いもしない三脚のせいで、持ってくる水が減ったのだ。山頂にいたるまで、意外と暑くて、水分が足りない。これは、かなり失敗 だった。とにかく全部飲んでしまわないように、我慢する。途中で野生の鹿に出会った。これだけ動物が多いと、水庭に寄生虫が居る可能性もある。野生動物 は、単にカワイイとか、そいういう話ではない。

帰り道、下り坂の方がキビシイ。4時間かかって、日差しが弱くなりつつあるころ、ようやく麓の駐車場まで降りてきた。


ホテルの清潔なシーツの上で足を伸ばしていると、さっきまで登っていた山が嘘のようだ。太平洋にぽつんと浮かんでいる島、日が沈むと真っ暗になる。潮騒は遠い。

屋久島、けっこういいなぁ。