ウイルス、ウイルス。人類を暗黒時代から救い出した抗生物質も効きません。栄養をとって、早寝早起きをして、あとは神にでも祈っとけ!って、おばあちゃんの知恵袋か。で、ウイルスとプリオンは何が違うんですか。よく分かりません。
まあ、そんな高尚な話はどうでもいい。実際問題として、SARS で出張が取りやめになりそうな人がいたり、夜中の牛丼屋が閉まっていたりして困ったモノだ。ふむ。お肉が食べられないなら、お魚を食べればいいじゃない。 ということで、お鮨を食べましょう。なんと大阪で鮨を食べるのは初めてだ。(また、大阪に居るのか、俺は)現地の人に、こっちではちょっと有名、という店 に連れて行ってもらった。
「すごいですね、刷毛で醤油を塗るんですねぇ。初めてなんですよ、どうやるんですか?」
「ん?俺も初めて」
「、、。」
あと、食べ散らかしてあるのではなくて、こぼれる程ネタを乗せるというのが、この店のコンセプトなので。盛りつけが、ちょっと西海岸入ってる気がす る。(出てきた状態で、このようになっている)味は、うーん、美味しかったような気がする。新幹線の終電を逃して、怪しい資料作って、とにかく腹が減って いて、そこにでかい握りとビールっていうのは、なかなか良かった。飯としての鮨、みたいな。
なんだろう、関西の料理って、なんとなく「癖」を嫌うところがあるような気がする。美味しいんだけど、なんか、最後の一手が足りないというか、ひっ かかりが弱いというか。素材の味は生かすんだけど、とんがってる部分は均しちゃう。誤解を恐れずに言うと、「不味いかも」みたいなスレスレの部分が無い気 がする。