バタフライナイフが流行ってしまったお陰で、刃物を扱う店にしわ寄せがきているようだ。刃物自体が、何か悪いものであるかのような扱いは、むろんバカげている。
まあ、いったん悪いとなれば、「カイワレ大根」さえ殺人野菜と決めつけてしまうぐらいの世の中なので、何も驚きはしないが。
こう事件が続くと、中には生徒の持ち物や、生活に対する規制を強くする学校もあるだろう。が、効果なんて無いに決まっている。規制したって、カリキュラムがつまらなくて、評価の方法が画一的で、ちっとも面白くない学校が、楽しくなるわけがない。
そこら辺のところから変わっていかないと、子供たちの「学校離れ」は進むばかりだろう。まあ、僕としては真っ昼間から、深夜まで、ところ構わず制服でうろつく子供をどうにかしてくれればそれでいいのだけど。(うろついてもいいから、制服は着替えてくれ。変だ。)