ここ数日、「マシンルーム」と呼ばれる極寒の部屋で仕事をしている。
連日、世の中は猛暑らしいが、僕は全く逆の苦しみだ。大小 100台近いサーバーやディスクアレイを、「冷凍機」という名前の付いたごつい機械が「がらがら」と音を立てて冷やしている。部屋の気温は、「快適」と言う温度より 5度は低い。
連日「がらがら」と冷やされているのだ。
写真と紀行文
ここ数日、「マシンルーム」と呼ばれる極寒の部屋で仕事をしている。
連日、世の中は猛暑らしいが、僕は全く逆の苦しみだ。大小 100台近いサーバーやディスクアレイを、「冷凍機」という名前の付いたごつい機械が「がらがら」と音を立てて冷やしている。部屋の気温は、「快適」と言う温度より 5度は低い。
連日「がらがら」と冷やされているのだ。
台風一過で、ものすごくいい天気。雲が「夏」という様相で、もりもりと空に浮かんでいる。
今日は、何もしないことに決めた。
つい、たまの日曜日ということになると、いろいろやろうと気ばかり焦ってしまうものだが(そして、たいてい、何もしないで一日が終わってしまう)、最初から「何もしない」と決めてしまうと、あんがい時間の流れはゆったりして、気分がいい。
久しぶりにホームページの手入れをまとまってやり、音楽(大貫妙子)を聴いた。今日の気温はめっぽう高いらしいが、台風の残していった荒っぽい風が部屋を吹き抜けて涼しい。
今日、村上龍と、マイケル・クライトンの対談が教育テレビで放送されていた。僕には、ちょっと村上龍の小説は理解できない。しかし、彼の映画「Kyoko」はたいへん面白く観たので、つられてこの放送もみてみた。
で、内容は(公共放送にも関わらず)、新しいクライトン原作の映画「ロストワールド」の前宣伝であった。僕は、マイケル・クライトンの小説が面白い と思ったことはない。「ジュラシックパーク」のような酷い作品が世の中に受け入れられていることも、僕にはよく理解できないのだが、、。
この対談をみた限りでは、クライトンは(彼の小説と同じように)、つまらないありがちな意見をつなぎ合わせて、さらにつまらないものをつくる名人のようだ。日本人より、平々凡々な意見を述べる西洋人というのも珍しい。
番組自体は、観る価値無し、である。素晴らしくかみ合わない議論が展開されていた。村上も、あまり楽しそうには話してなかったし。ますます加速され るテクノロジーとコミュニケーションに対する、あいまいな疑念の表明、、、。そんな調子の番組で、面白くもなければ、得るものもなかった。
お題の中に、しっかり Internet があったのだか、村上もクライトンもあんまり Internet には詳しくないみたいだ。村上は、対談の中で Internet の上での、ある種のガイドラインの必要性を口にしていたが(たとえば、メールの書き方)、村上はRFCというものの存在を知らないのだろうか?