年の瀬

Photo: 2000, Kyoto, Japan, Nikon F100, Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film, F.S.,

Photo: 2000, Kyoto, Japan, Nikon F100, Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film, F.S.,

季節感もなにもなく、年の瀬。

仕事納めの日。いつもの月末と同じように、ほったらかしにしておいた精算やらをまとめてやって、いつものビストロに行って早めの晩飯を食べる。疲れているせいか、あまり喰えない。卵の薫製とか、そんなものを少しづつ食べる。
「もう今年は最後ですから」

と、主人が残りのケーキをありったけ盛って出してくれた。


年の瀬のある日。

京都、塀の上を見上げると、職人が松を整えていた。研いだ植木鋏が、鋭い音をたてて枝を刈り込んでゆく。高い空に、青々とした常緑樹の葉が清々しく、新年を迎える準備として、とても好ましいように思えた。

年々、薄くなっていく季節感。それは、僕が年をとっていくせい、だけではあるまい。


ちなみに、羊ページ管理者は年越しは、MXテレビ を見ております。あらゆる意味で、面白いです。

皆様、良いお年を。

注1. MXテレビ。東京周辺で主に視聴可能な放送局。ある意味恐いものナシ、失うものナシの企画力が凄い。また、日本でも数少ない、完全ノンリニアの放送局(だったはず)

チェキラご飯

Photo: 2000. Suzuka, Japan, Nikon F100, Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film, F.S.,

Photo: 2000. Suzuka, Japan, Nikon F100, Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film, F.S.,

朝、5時。
疲労と、寝不足と、寒さは、僕たちの頭から完全に、正常な判断力を奪っていた。晩飯に味噌まみれの松阪牛の焼肉を、たらふく食べているから、腹は減っていない。

しかし、コンビニで「材料」を買ってきてしまった。明け方の、名も知れぬビジネスホテルの一室で、調理が始まった。


料理名:チェキラご飯
ルール:残さないこと
材料:コンビニの白飯(チンしたもの)、チェキラ! リズム&ブルースショウユ(もしくは、チェキラ!ソウル・トンコツ・フィーバー)

作り方:
1. チェキラ!をお湯で戻します。このとき、液体スープの元は入れないこと。
2. お湯を捨てます。
3. 白飯をのせ、上から付属の液体スープの元をかけます
4. よくまぜてお召し上がり下さい


ここは三重。我々は、いったい何をしているのであろうか。

注1. 決して残飯を撮影したものではありません。
注2. ホントにつくって、どうなっても知りません。

クリスマス

Photo: 2000. Tokyo, Japan, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film, F.S.,

Photo: 2000. Tokyo, Japan, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film, F.S.,

誰かとクリスマスのお祝いを。

というのは、する年もあるし、しない年もある。けれど、人混みがあまり好きじゃない僕には、ちょうど24, 25日に何かをしたという記憶がない。ちょっと早めとか、ちょっと遅めとか、そういう感じだ。

だから今年、僕はなにをするでもなく、冷凍のレアチーズケーキを食べ、オーブンで少しばかり焦げてしまった鶏をむしっていた。


いろいろ大変だった去年の年末。夏前からえんえんと続いた、目の回るような忙しさ。それらを思えば、静かに鶏の小骨と格闘する時間は、まったく悪くなく、文字通り一息つくという感じだ。

クリスマスは本来の宗教的な意味から言えば、なんていう議論があるけれど、どうでも良いことに思える。何かを祝福したい、というのは、別に悪いことではないだろう。僕はなにかを祝福するわけではなく、ただ、鶏をむしって食べるだけだ。


グサッ。

鶏の骨が、刺さった。(上顎、超痛い)