このサイトに載せている写真というのは、その大半を Carl Zeiss(カール・ツァイス)のレンズで撮影している。Carl Zeiss というのは、普通はあんまり馴染みのないマニアックなレンズメーカー。知っている人は知っているという感じが良い。
しかし最近、その Carl Zeiss にメジャー化の危機が、、。
「なんといってもレンズが違う。カーーーールツァイス!」
う、、。
「ドイツのカーーーールツァイスだから、画質が違う!」
うう、、。
「こんなにシャープ、カーーーールツァイス!」
ううう、、。
今日もテレビの中から、ジャパネットたかたの タカタ社長がほえている。その妙なイントネーションと、やたらに伸ばしの入る独特の口調が、僕の脳髄を刺激する。Carl Zeiss はあくまでカール・ツァイスであって、カーーーールツァイスではないが。
まあ、それはそれとして、最近の通販は、なんだかちゃんとした商品を売っていることが多くて驚く。カーーーールツァイス搭載の SONY Digital Handycam が 11万 8千円。今なら三脚とテープ 5本も付いてくる。
お得だ。
お得か?
冷静に計算すると、いくらテープが 5本付いてたって、あんまりに安くないぞ、という説もある。あるいは、デジタルズームの性能と、レンズが Zeiss なのは、あんまり関係ないんじゃないかなぁ、という説もある。そうはいっても、今日も社長の謎トークに惹かれて、見てしまうのであるが。
注. Carl Zeiss: 1846年にドイツのイエナ (Jena) に端を発する、総合光学機器メーカー。顕微鏡、眼鏡、カメラレンズ等、いろいろつくっている。
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