羊の皿を割った。羊の柄が付いていたので、友達がくれたものだ。
コンビニか何かの景品だったと思う。二枚で一組。
一枚は震災の日に壊れた。残された一枚は、なんとなく寂しげだったから、それはそれでいいのかもしれないと思った。
写真と紀行文
羊の皿を割った。羊の柄が付いていたので、友達がくれたものだ。
コンビニか何かの景品だったと思う。二枚で一組。
一枚は震災の日に壊れた。残された一枚は、なんとなく寂しげだったから、それはそれでいいのかもしれないと思った。
とあるレストランの店主にステーキの焼き方を教わったのは、もう10年も前の話になるだろうか。
僕は今でも、それを忠実に守って焼いている。そして、結構うまく焼けるようになってきたと思う。くり返しやっていれば、なんでも形になってくるものだ。
結局、肉は常温にきちんと戻す、これが一番大事で、これが出来ていればだいたいはうまくいく。あとは、恐れずにしっかり火を入れるだけだ。(焼くときに牛脂を使う、というのは別の焼き肉屋の店主に教わった、もう一つのコツだ。)
ただ、もうそれを僕に教えてくれた人は居ない。つまり、実に、沢山のものを失ったのだ。
あけましておめでとうございます。
酉年の22年目です。
佐渡島両津港。観光客らしき人は見当たらない。ほぼ、商用と地元の住民。
なんでもないこの平日の、中途半端な午後3時にお出迎えしてくれたサドッキー。お前はここに常駐しているのか。