こんな所から東京タワー

Photo: 春景4 2008. Tokyo, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EBX.

Photo: "春景4" 2008. Tokyo, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EBX.

九段下から千鳥ヶ淵に少し歩いた、公衆トイレの裏側辺り。なんか、人だかりがしている。おかしい、何度も来ているが、ここから何か良い景色が撮れるはずはないんだけど。

あえて、その人だかりに突っ込んでみた。近くのおばちゃんカメラマンの会話が聞こえる。つまり、ここからだと、桜と東京タワーが一緒に撮れるのだという。本当だ、九段のこんな場所から、東京タワーが見られるとは思わなかった。


見上げた観光客魂というか、見る人は見てるんだなぁと感心する。そうして、僕も周囲のご同輩に会わせてシャッターを切る。なんだか、一緒にバスツアーにでも来たような気がしたよ。で、このキモチワルイ絵はがきみたいな写真が出来上がってきた。

日本土産にどうでしょうか。

RD-X5 ディスク障害再び

僕はRD-X5を使っている。それを買った当時のフラグシップだからだ。

さて、東芝のHDDレコーダはディスクが結構壊れるという話を聞くが、うちのRD-X5も半年ほど前にディスクを認識しなくなった。その時は、試しに箱を開けてケーブルのゆるみを直したら復活した。

それから半年、録画中に突然予期せぬエラーを発生させて、フリーズするようになってしまった。RD-X5は電源ボタン長押しで、強制電源OFF可能だが、オペレーション中にこの操作をするとその時の録画内容は飛んでしまう。(U2ライブが飛んだ)どうも、片側のHDDが読み出し不能になっている模様。録画予約の詳細データもHDDに持つので、DVDに録画するという逃げ道もない。
これは本格的に修理を呼ぶか、HDDをバルクのものに換装するか、買い直すか、と思ったがとりあえず色々検索してみると、HDD不良よりもケーブル不良の発生頻度が多いという話が出てきた。HDDから異音はしていないし、スピンアップもしているように聞こえる。これはやはり、ケーブル?


背面のケーブルの山をまずは、デジカメで撮っておいて(これは本当にやっておいた方がよいと思う、普通RD-X系を使っているような人は、山ほど色々なモノをつないでいるはずなので)、一旦全部外す。蓋は背面3点、側面4点のネジを外し、後方上に引っ張ると外れる。なかを見てみると、HDDのコネクタあたりが、確かに怪しい。HDDのコネクタは本体正面に向いているので、フロントパネルを外さないとアクセスできない。フロントパネルは底面2カ所のネジをはずし、4つの爪を外すととりはずせる(ケーブルが生えているので、強引に引きはがさないこと)。

そうしてみると、正面向かって右側のHDDに接続されているリボンケーブル(普通のパラレルATAからコネクタを介して、細いリボンケーブルに変換している)が、かなり嫌な角度で曲げられ、かつ、コネクタのハンダの部分に強く接触している(被覆に跡が付いていた)ことが分かる。これって、設計に問題があるのでは?という感じ。その嫌な部分のテンションをとり、ハンダに接触しないように取り回しを調整してやる。

あとは、両側のHDDのコネクタを一旦はずして、再度つけ直した。(HDDとパラレルATA変換コネクタの部分。リボンケーブルの圧着コネクタ部分は今回は触らなかった)これでどうかな?と思って起動してみると、ちゃんと動いた。やはり、ケーブルだった模様。色々事情はあるのだろうが、ちょっとHDDのマウントとケーブルの取り回しが強引だなぁ、という気がする中身だった。
※似たような症状で困っているRDユーザーは多いと思うのでメモとして書いてみた。当然、このような処置をすると保証外になってしまうので、注意して下さい。

鈍感

Photo: タンポポ 2008. Tokyo, Ricoh GR DIGITAL, GR LENS F2.4/28.

Photo: "タンポポ" 2008. Tokyo, Ricoh GR DIGITAL, GR LENS F2.4/28.

鈍感は、才能なのだと思う。

それが例え自分や、他人を踏みにじるものであったとしても、生き延びることができるだろう。


得るものも、感じるものも、少ないかも知れないけれど、つらくは無いだろう。