面白いことを書く

最低で最高の本屋
blogでも、日記でも、エッセイでも、こうやって書いていると、なんか面白いことがかけないなぁ、ということがやっぱりある。というか、たいていそうだ。
羊ログの方は、内容のクオリティーというか、オチはあまり気にしないで書こうとは思っているのだが、「羊ページと同じ人が書いているとは思えないほど内容がひどい」とかコメントされると、それはそれでへこむ。
そんなことを思いながら、「最低で最高で本屋」を読んでいると、こんなフレーズにつきあたった。曰く、

三度に一度面白いものが書けたらいい、毎回面白くなくていいんだ。

なるほどね。作者の人は、結構有名なエッセイストで(?)軽くて、でも芯のある文章がすきなのだけれど、プロでもまあ、それぐらいの気持ちで書くほうが気が楽なんだから、そういうことでいいじゃないか、という気分になった。

「不振の温泉宿を建て直せ!」で立て直された温泉宿に行ってみる

Photo: 湯船 Atagawa, 2006. Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.

Photo: "湯船" Atagawa, 2006. Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.

テレビでよくやってる、不振の温泉宿を建て直せ!みたいなプロジェクトで立て直された温泉宿にいって来た。別に狙ったのではなくて、たまたま。

ベースになっている建物は古くて、階段なんか、「俺は酔っ払ってるのか?」と思う傾き加減だが、目に見える部分は一応リフォームされていて、そんな に悪くない。畳の上にダイニングテーブルを置くとか、ベッドをしつらえるとか、テレビ写りはともかくとして、本当にそんなの居心地がいいの?と思ったのだ が、これもそんなに悪くない。


温泉と食事にフォーカスする、という方針になっているらしく、この二つはちゃんとしている。大浴場のほかに、いくつか貸切の露天風呂があって、予約も何もなく、空いているところがあれば内側から鍵をかけて貸切にできてしまう。

深夜、ほかの客は早寝と見えて、まるで人影が無い。波の音を聴きながら、独り占めの湯船。お湯はかなり熱くて(源泉が 90℃以上なのだ)、100数えるのが限界。

ピリピリしながら浸かっていると、洗い場も含めて吹きさらしという豪快なつくりなので、夜の気配をとても近くに感じる。こんなに静かな温泉は、四万十川を旅して以来か。


建物も料理も、高い料金をとって泊まらせるところには、それはかなわないのだが、スタッフが皆親切でやる気があって、マイナスをカバーしようという 気位がある。僕はどちらかというと、この手の再生プランみたいなものに対して、疑わしく見てしまうのだが、ここは頑張っていて良いと思った。

もちろん、施設より温泉より、なによりも、気の合う人たちと一緒に来ているから、楽しい、というのが一番大切なことなのだけれど。

zeiss ikon

横浜某所にzeiss ikonが売られている、という情報を得て、行ってみた。
確かに、1台だけ在庫が、、。しかし、銀ボディー。ブラックと見比べてから決めたかったので、決断しかねる。熱心に眺めていたら、触らせて貰えた。僕は、この手のレンジファインダーはほとんど使ったことがない(Tシリーズを別にすれば、ということだが)ので、なんとも言えないが、感触は非常に好ましく思えた。ファインダーも明るいし、合わせやすいように感じる。
散々迷ったが、やはり黒を予約して帰ってきた。僕の前に、4人も待ちが居るらしいが、、。
ちなみに、試したのはBiogon T* 2.8/28 ZM。なかなか好ましい感じなので、こちらとの組み合わせで買うつもり。