テレビの朝の番組というのが、どうも好きになれない。
時間にせかされながら、毎日同じ事の繰り返しだった、義務教育の頃を思い出すからだ。毎日見ていると、だいたい
「あー、このコーナーがはじまったからトイレにいかなきゃ」
とか、
「げげ、これでは遅刻だ」
とか、分かるようになってくる。お天気のコーナーが終わるやいなや、家を出て、坂道の続く駅までのコースを歩き、決まった電車に乗って、いつもの友達と待ち合わせて、、。
そういう、決まり切った儀式みたいな毎日が、あまり好きになれなかった。
だから、今はラジオとか、CDとか、あんまり朝っぽくない関係ないものを適宜聞いたりしている。こっちの方が、よほど快適だ。なんで機械的にテレビをつけていたのか、よく分からない。
ちなみに、CNN で American Morning という番組をやっていて、テイストがまったくもって「ズームイン朝」であることに驚く。司会者の後ろがガラス張りになっていて、外の通りがそのまま写っているのまで同じ。
こんなものを見ながら、朝のコーヒーをすする生活、というのがきっとアメリカにはあるのだろうな、と思いながらたまに見ている。
ちなみに、日本で見るとだいたい夜の10時ぐらいからのオンエアなので、違和感たっぷりで楽しい。なんでお前ら、そんなに朝なんだよ、と思う。
注:もはやズームイン朝って、名前が変わっているんですね、、それぐらい見てないということだが。