数年の月日。必死に穴を埋めてきたつもりでも、何も変わっていなかった。見ないふりをしつづけても、心は忘れていなかった。
失ったものの痛みは、一瞬にして戻ってきた。
それは、苦痛でもあるし、懐かしい感覚でもあった。あるいは、そんな風に感じることができる自分には、まだ可能性がある、という希望の証かもしれなかった。失ったものは、取り戻せないにしても。
写真と紀行文
数年の月日。必死に穴を埋めてきたつもりでも、何も変わっていなかった。見ないふりをしつづけても、心は忘れていなかった。
失ったものの痛みは、一瞬にして戻ってきた。
それは、苦痛でもあるし、懐かしい感覚でもあった。あるいは、そんな風に感じることができる自分には、まだ可能性がある、という希望の証かもしれなかった。失ったものは、取り戻せないにしても。
午後。何をするわけでもなく、大きな枕にもたれて、窓のほうを見つめている。頬に伝わってくる、彼女の冷んやりした体温が気持ちいい。
「熱ある?」
「ん、いや、そんなはずないけど?」
「体、熱いよ」
「あー、眠いからだと思う」
「ん、、なんか、犬みたいね」
僕は、眠くなると、体温があからさまに上がるらしい。動物を飼っている子だと、直観的に分かるようで
午後。何をするわけでもなく、大きな枕にもたれて、窓のほうを見つめている。頬に伝わってくる、彼女の冷んやりした体温が気持ちいい。
「熱ある?」
「ん、いや、そんなはずないけど?」
「体、熱いよ」
「あー、眠いからだと思う」
「ん、、なんか、犬みたいね」
僕は、眠くなると、体温があからさまに上がるらしい。動物を飼っている子だと、直観的に分かるようで
「眠いの?」
なんていきなり言われて驚く。
僕は、動物を飼ったことがないから、よく分からない。なんでも、犬とか猫とかその類のものは、眠くなってくると、足先なんかがホコホコしてくるらしい。で、後日、
「それでね、」
「あー、うん」
「ねえ、聞いてる?寝てんじゃない?」
「あー、聞いてる聞いてる」
「あ、体熱い、寝ようとしてたでしょ!」
「う、、、」
注:羊ページには、多分にフィクションが含まれている場合があります。
なんていきなり言われて驚く。
僕は、動物を飼ったことがないから、よく分からない。なんでも、犬とか猫とかその類のものは、眠くなってくると、足先なんかがホコホコしてくるらしい。で、後日、
「それでね、」
「あー、うん」
「ねえ、聞いてる?寝てんじゃない?」
「あー、聞いてる聞いてる」
「あ、体熱い、寝ようとしてたでしょ!」
「う、、、」
注:羊ページには、多分にフィクションが含まれている場合があります。
PUFFY の新曲、「ブギウギ No.5」の プロモーションビデオは、すごく良くできている。GAP の CM のパクリ、という気がしないでもないけれど、あの真っ白基調の画面は、僕が好きな感じだ。それよりもなによりも、限りなく一発屋に近いテイストを持ちなが ら、いまだに新鮮さを保ち続ける彼女たちの実力ってやつを、いい加減認めないといけないんじゃないか。やけに良くできた VTR を見ながら、僕はそう思った。
ところで、PUFFY のどっちが好きですか?つまり、右か左か、ということである。むむむ。実は、これはかなりはっきりと分かれる。たいていの人は、右側(大貫亜美)が良い、 と答える。これは男でも女でも同じ事であって、もっと言えば、PUFFY の支持層というのは女性の方が割合が多いらしいから、単に異性受けが良いとかそういうものではないのだろう。ちなみに、羊ページの作者が身分を偽って書い ていると、巷で噂の[五月の雪]の作者も、亜美ちゃんのファンだ。
問題は、左側(吉村由美)である。「亜美ちゃんじゃない方」あるいは、「元不良」と形容される彼女の方が良い、と言う人の割合は少ない。というか、会ったことがない。
ところが僕は、「でも、お前は左側だよね」と友達に言われるし、事実、左側が良いと思う。何で分かるのだろうか、、。
注:本稿の執筆にあたっては、[PAGE PUFFY]を参考にさせていただきました。左側の名前を調べるのに使ったんですけどね。(知らなかった)