テレビでフレンチオープンの中継が始まると、夏が近づいた気がする。
女子シングル決勝、アランチャ・サンチェス・ビカリオ対モニカ・セレシュの試合を途中から見た。
サンチェスは、なんだか痩せてしまって(かなりがっしりしていたハズなのだが)昔の憎々しげな、イメージがなくなっていた。
最近影の薄かったサンチェスだが、凄く良い試合だった。僕の中では、サンチェスというのはグラフの優勝を阻む悪玉なのだが、今回の試合に限っていえば、チャンピオンにふさわしい試合だった。
どんよりと曇ったローランギャロスの空に太陽は輝いていなかったけれども、夏を感じさせる試合だった。