旅行記の記事一覧(全 437件)

佐喜眞美術館

Photo: 1995. Okinawa, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film
Photo: 1995. Okinawa, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film

1995年、僕は沖縄に渡った。10人ほどのゼミのメンバーと共に、もちろん観光気分で。その頃、僕は学生であり、この旅には「単位を取る」という現実的な意味も含まれていた。

米兵による暴行事件に端を発した、沖縄の反基地運動は、当時、頂点に達しつつあった。日本の仕組みや進む方向について、他の選択肢を考える必要があるのかもしれない。そんな風に感じる人が、その当時は多かったように思う。

一枚目の写真。沖縄、佐喜眞美術館。

この美術館は、那覇の中心部、普天間基地のすぐ横に位置している。沖縄戦を主題にした絵を多く飾るこの美術館が、米軍基地の真横に建てられているのは、ある種の皮肉か。

その佐喜眞美術館の展示品の中でも、最も大きな作品。沖縄戦を描いた、巨大な絵の前に座る。絵の中には、コトバが書いてあった。それを、書き取る。

(普天間基地は、海兵隊のヘリコプター部隊が常駐する飛行場。既に、返還が決定している)

懐かしい漢字

Photo: 1995. Paris, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38
Photo: 1995. Paris, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38

パリの街角で、懐かしい漢字を発見。おおざっぱにオリエンタル、というくくりで見れば懐かしいだけだが。

パリの街は暗い。

照明が白銀灯ではなく、白熱灯だということもあるが、照明の数自体が少ないようだ。ライトアップがされているのは、セーヌ川の川縁ぐらいのもので、一般的には最小限の照明しかない。だから、路地なんかは結構怖い。

逆に言うと、日本の都心がバカみたいに明るすぎるのかもしれない。でも、台北は日本みたいに明るかったし。アジアは明るいのかな?

こんな看板を撮ったのは、一つには漢字が珍しかったから。もう一つは、ちょっと面白いセンスだと思ったから。洗練されていない洗練具合、みたいなものが、パリのオリエンタルな看板の典型例っぽくて面白かったのだ。

暖かそうな、レストラン

Photo: 1995. Paris, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38
Photo: 1995. Paris, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38

暖かそうな、レストラン。

パリの路地裏で、ひっそり開業中。店の中には、常連らしきお客が数組。この季節のパリのレストランでは、生牡蠣や、その他の生の魚介を饗している。勇気があれば、食べてみても良いかも。

もし、この近所に住んでいたら、行きつけにしたくなるような店。(食べたわけではないので、味はどうか分からないけど)

この店はどうか分からないが、パリの地元の住人が行くようなレストランは確かに安くて美味しい。ただし、ガイジンに対する視線は厳しいし、歓迎されている気はしない。

それでも、1,000円ちょっとでどっさり出てくるエスカルゴ、手ごろ値段のボルドーワインなどは魅力。不愉快な思いをする覚悟で食べに行く価値は あると思う。(きっと、通えば周りも慣れるし、自分も慣れるのだろう)せっかくフランスに行ったのだから、ちゃんと地元の料理を食べるのがいい。マクドナ ルドはやたらに高いし、あるいは、ステーキみたいな外国料理は不味い。

この写真は、僕がパリで撮った中で、一番気に入っていて、実際の景色よりも3倍ぐらい綺麗に撮れている。三脚無し、長時間露光でむりやり撮影。そうしたら、思いがけなく赤い幌が美しく写ってくれた。