ネット&コンピュータの記事一覧(全 169件)

Webサイトを維持する

羊ページの改装後、リンクがおかしくなっている等のメールをもらった。あんまり深い階層は、まだ全然直していないので、そう言うこともあるだろう。

今回から、ちゃんとグラフィックスの大きさを、あらかじめ書いておくようにしたり、改行形式を DOS 形式に変更したりして、内部的な変更を行った。html ファイルに自動的に width と height を付加してくれる、「縦横幅」というフリーソフトが秀逸。

とにかく、Web サイトというのは、最初に作るのは簡単なのだが、それをタイムリーに維持していくのはとんでもなく難しい。

HTML3.2

「1月4日より一新」などと書いてしまったものだから、辻褄をあわせるためにページを更新するはめになった。まだ完全に書き換えは済んでいないが、主なところは新しくした。いままで、かなり低いバージョンの Netscape Navigator クライアント を想定して HTML を書いてきたのだが、少しはデザインに凝りたかったので、今回から HTML3.2 を使っている。

モニタも、あまりにも小さいと厳しいだろうし、フレーム無しのクライアントは原則切り捨てである。それでも、まあ大半の環境で見られるので良しとす る。「見られん」という方は、メールして下さい。何とか考えます。(いちおう、IE4.02 でも見られる事は確認しているので、MSの犬になっている方も、安心していただきたい。)

それにしても、ページ更新作業中に「システムリソースの不足」がでまくってまいった。そろそろ、メインメモリを 128MB 体制にしないと。Windows も NT ならば、Mac より使いやすい、Mac っぽい使い方もできなくはないし。でも、物理メモリがないと不安定になる所までMacに似せてどうするのだ。考えてみれば、倍々で増設しても半年持たない のだから辛いところだ。

闘うプログラマー

「闘うプログラマー」という本がある。

Windows NT の開発の様子を描いたノンフィクション(ということは、いささか怪しい内容も含んでいると言うことかもしれない)だ。

Windows NT というと、マイナーな Windows95 みたいに思われているのだが、実は Windows95 と同じなのは見た目と API だけだ。(開発当初は、OS/2 のプレゼンテーションマネジャーと同じ見た目だった)DOS や、Windows の 16bit プログラムなどはエミュレーションで動かしている。さらに、Win32アプリも、専用のサブシステム上で動く。

この NT を作ったのが、DEC から MS に移ったデビッド・カトラーたちのチームだった。この本は、新しい1つの OS を作り出す、という、なかなかエキサイティングなことについて書かれている。

かなり前に出版された本で、そのころ生粋の Mac User(つまり、Mac しか使っていなかったし、NT も今ほど全盛ではなっかた)だった僕は「一生読むことはあるまい」と思っていた本である。

しかし、僕の場合、「一生xxすることはあるまい」と思うと、結局逆になることが多かったりする。この本も、面白く読んだ。NT を使っている人、特に MCSE なんかを目指す人は、読んでおいて損はないと思う。