本体では時事ネタとかも書かないので、こっちでは書いてみる。(※Blogと昔からのWebサイトが分かれていた時代の記事です)
プロ野球の話。野球のストって、大きく2種類の受け止め方があるんじゃないかと思う。困った、というのと、まあどうでもいいけどビデオの録画予約がずれなくていいよね、というの。
僕は、ビデオを予約とかしないけど明らかに後者だ。どうでもいい。
色んなメディアで、どうやってプロ野球の経営を活性化させるかとか、そういう議論が花盛りだ。まあ、いろんなアイディアがあっていいんだけれど、ふと考えるといままで別にそんな努力をしなくても成り立ってた野球が成り立たなくなってるというのは、やっぱり市場がシュリンクしているんだと思う。
もう娯楽が、野球観るしかないなんて時代じゃないから、いい加減あきらめて、もうちょっとつましくCSとか深夜枠でやる方向にしたらどうだろう、とか言ったらファンは怒るだろうか。
だいたい、どんな産業だって、絶頂期を過ぎれば儲からなくなる。野球だって、新聞やラジオやテレビによる複製放送ができるようになってはじめて成立した産業だ。それが、多くの競合の娯楽が出てきて、市場(消費者の時間ですね)を奪われて、衰退する。そういう流れなんじゃないだろうか。そういう潮の変わり目みたいなものなんじゃないかなぁ。
だいたい、何億円ももらわないとバットが振れませんとか、そういう過度のレバレッジは、収支が成り立ってこその特権だということを忘れてないかな?