日曜の早朝

飲み会が長引いて、そのまま帰らなかった。

早朝ようやく地元の駅にたどり着いた。昨日までの雨から、うって変わって空気がからからしている。徹夜明けだったが、凄く気持ちがいい朝だった。空がとても高く見えたし、空気が新しい感じがした。

日曜日ということで、朝の 6時にバスは走っていない。まあ、それでもいいか、という気分になって、散歩がてら歩いて帰ることにした。なにしろ、天気がいいのだ。

日曜の早朝、というのは、僕にとってはなかなか未知の世界だ。たいてい、寝ているから。意外だったのは、この時間には、凄くたくさんの人が、うろう ろしているということだ。一番多いのが犬の散歩。次が、駅に向かってなにやら急いでいる人。そして、ただうろうろするのが目的な人。

特に、犬の散歩はやたらと多い。犬の散歩同士がすれ違ったりすると、ちょっと大変なことになる。吠えついたり、じゃれ合ったり。飼い主たちも、そういうことは心得ているから、「いやいやすみません」とかいいつつ、笑っている。

まあ、とにかく家までの約40分(かなり遠いのだ)、は不思議な体験だった。なにせ、「まあ、歩いて帰るか」と思わなければ、僕はこういう光景を一生知らないわけだ。そして、僕が知ろうと知るまいと、そういう世界があるのだ。

なんか不思議だ。

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