瞑想アプリと2年半の時間

Photo: “Tower of Babel.”

Photo: “Tower of Babel.” 2006. Tokyo, Japan, Zeiss Ikon, Carl Zeiss Biogon T* 2.8/28(ZM), Kodak EBX.

ほとんど毎朝使っている瞑想アプリは、1セッションだいたい10分なのだが、日によって時間の感じ方が驚くほど違う。全然終わらないなと思う日もあれば、もう終わりかという日もある。人間の感じる時間の概念の伸縮性が、感じ取れる。


COVIDが世界を覆ったこの2年半という年月も、似たような伸縮性の中にある。この2年半の時間の長さの印象には、今までの自分の一生に流れてきた時間とは、どうにもそぐわない、はまらない感触がある。急激にデジタルメディアに移行した体験の入出力に、頭が追いついていない。その渦中にいるときには意識されなかったものが、徐々に日常が戻るに連れて、奇妙な違和感というか、何かが変わってしまった感じとか、僅か2年少し前の世界の遠さとか、そういう事を感じる事が多くなっている気がする。

最後に物理的に会ってから、だいぶ時間がたっていても、そのまま印象が保存されていたりするし、その間にたった年月の意識が把握されていないから、びっくりするぐらい印象が変わっていたり。

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