やはり年末は筋子か

歳末で、ごみごみしたところには行きたくない、買い物なんてもってのほかだ。っていうか、この時期に何を買えと。筋子か。(筋子は好きだが)

war photographer を観に行った時に、結構気に入った東京都写真美術館に行こうと思って、念のため web で調べると、昨日から新年まで休館。そのほか調べてみると、美術館の類は、軒並み休館。帰省で静かな街で、ゆっくりするにはそういうところが開いていたら素敵だと思うのだが、まあ、係の人にも休む権利があるか。


そうこうしていると、ネットで頼んでおいた、Glenn Gould の CD が届いた。 images というコンピレーション。2枚組なのだが、1枚目が Bach, 2枚目が not Bach。面白い。その道の研究者が撰んだだけあって、ただのメジャー演奏の寄せ集めではなくて、ちゃんとカラーがある。この間の今日の一言で、複製芸術について書いたけれど、そういえば Gould は複製芸術の可能性を信じたアーティストだった。デジタル録音をいち早く採り入れただけでなく、そのキャリア半ばでライブ活動をやめてしまったぐらいだ。どんな路線でも、やっぱりエッジにいかないとダメだね。

Gould をかけっぱなしにして、少しメールを書いたり、山を成しているダイレクトメールをシュレッダーに放り込んだりした。「お土産はなにがいいでしょう?」帰省 している後輩からの電話をのぞけば、ほんとなんにもない年末の一日。来年はどんなことをしようか、まじめに少し考えてみたり。日差しはすぐに弱くなって、 冷ややかな闇が落ちてきた。

やはり明日は筋子を買いに行くか。しかもアメ横に。(いや、、それは、、)

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