音楽を聴く日

Photo: Dec., 2000. Sagacho, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, Agfa, Dimage Scan Elite(Digital ICE)

Photo: Dec., 2000. Sagacho, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, Agfa, Dimage Scan Elite(Digital ICE)

今日は、音楽を聴く日だった。

ヨーヨー・マのバッハ 無伴奏チェロ組曲 → 小野リサのベストアルバム → グレン・グールドのバッハ バラード&ラプソディー

こんな順番でかけてみる。

ヨーヨー・マは、なんとなく頭よさそーな音色を奏で、小野リサの歌声は、一足先に初夏が来たような風を吹かせた。グールドは、たっぷり物悲しい旋律を、鼻歌混じりに弾いていた。このところ、小説とか音楽とか、それも少しアナログな感じのものを摂取したい気分なのだ。

そういえば、通勤の途中でヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を読んでいる。大学生の頃に買ったきり、ほったらかしにしてあった文庫本は、埃まみれで日に焼けていた。もうすぐ、上巻を読み終わる。


湿度のせいで、B&W の音は、少し曇りがち。それでも、エアコンにはまだ季節が早い。

聴きながら途中で何度か眠り込んで、気が付くと、夕暮れから夜になっていた。

そんな、音楽を聴く日。


注1:Bach Unaccompanied cello suites Nos.1, 3 & 5, Yo-yo Ma, 1982.
注2:- the collection -, Lisa Ono, 2000.
注3:Brahms Ballades, Op.10/Rhapsodies, Op.79, Glenn Gould, 1982.
注4:グールドの録音には、実際、彼の鼻歌(?)が入ってる。

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