メリーゴーラウンド

メリーゴーラウンドなんて恥ずかしいから乗らないと言っていた君は、白馬の上で僕が見たことのない、いい表情をしていた。この機械には、なにかの魔法があるのかもしれなかった。

それは、やがて消えてしまうものだったけれど。不思議な、秋の一日だった。

注:羊ページには、よくよく言っておきますが、フィクションが含まれています。

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