スティーブン・セガール

ちゃんと見ようと努力し、その度に挫折してしまう映画、タイタニック。前振りが長くて耐えられないとか、よく見るとあの CG はやはり CG だとか、ケイト・ウィンスレットが頑丈すぎるとか、僕なりの理由はいろいろある。

しかし、その最大の原因は、主演であるレオナルド・デュカプリオの格好良さが僕には全く理解できないことにある。映画のヒーローというのは、ああいう、頼りなげな人ではダメだ。(羊ページはまた敵を増やした)

じゃあ、誰が真にカッコイイのかと言えば、そりゃスティーブン・セガールに決まっている。(いえ、あくまで僕の意見ですが)

強く、渋いこと、それがカッコヨサの基準だ。セガールは強い、間違いなく強い。元重量挙げの選手アーノルド・シュワルツェネッガーが、本当に悪党を 倒せるのかは疑問だが、合気道の使い手セガールならば倒せるだろう。007 のピアース・ブロスナンは少し渋いが、セガールは生まれたときから中年だったんじゃないかと思うほど渋い。

彼が主演の映画は、どれも安心して観られる。脚本がいいとか、別にそういうことはないが、間違いなく「ある種楽しい」。超大作があるわけではないけ れど、その B 級具合がかえって安心できる。東洋系の格闘映画にありがちな、悲壮感が無いのもいい。映画の中のセガールは問答無用に強く、そして、何があってもハッピー エンドになるのだ。


セガールで思い出したことが一つ。

アメリカでのこと。地下のショッピングモールをプラプラ歩いていると、ふとサインばかり売っている店を見つけた。品揃えは、スポーツ選手や歌手のサ インが中心。しかし、その一角に何故かセガールのサインを、僕は発見したのだ。これは、凄い。運良くというか、運悪くというか、その時店員は昼飯を食べに 出てしまっていた。ウインド越しに、しげしげと眺める。

値段は、数万円といったところだったと思う。店員が居たら、思わず買っていたかもしれない。というか、間違いなく買っていた。セガールは、カッコイイのだ。数万ぐらい払っても、問題ないのだ。


僕は、結局、タイタニックを未だちゃんと見ていない。この際だから、リドリー・スコット監督、スティーブン・セガール主演でタイタニックを撮っていただきたい。タイトルは、「沈黙の客船」だ。少なくとも、僕は見に行くから。

注:羊ページ管理者は、レオナルド・デュカプリオ及び、そのファンの方に、何ら挑戦的な意図は持ち合わせておりません。

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