ミシシッピーの護岸には、リバーサイドウォークと呼ばれる遊歩道が続いている。そのリバーサイドウォークから、ミシシッピーの朝日を望む。バカみたいに広い空に、間抜けな雲が浮いている。
目の前には、湖みたいに広いミシシッピー河が広がり、遙か向こうに対岸が見える。巨大な艀が、川を下ってゆく。ここは、南部なのだ。
ニューオリンズを気持ちよく歩きたいならば、絶対に朝をお勧めする。7時前ならば、まだ太陽の光は肌を刺すほど強くなく、空気もひんやりして、この上なく気分がいいはずだ。でも、サングラスだけは忘れないで持っていこう。
川縁の道をジョギングする人たちを眺めるのもいいし(熊みたいな兄ちゃんや、娘ちゃんが、もりもりジョギングするのを眺めることができる)、鳩を追いかけてもいい。