少し長めの「今日の一言」を書き始めたら、なかなか出来上がらず、更新ができなかった。(まだ出来上がらないので、週末あたりには更新できると思う)
ホームページに感想を送ってくれた人のメールで、村上春樹の新作が出ていることを知った。
買おうか、買うまいか少し迷ったが、結局買った。
新作、「スプートニクの恋人」には、いつもの主人公「僕」がいた。「僕」は今度は学校の先生をやっているが、やはりプールで泳ぎ、料理をつくるのがうまい。
僕が初めて村上春樹の描く「僕」に出会ったのは、5年前。僕は、大学でくそ面白くない民族学の講義を聞き流しながら、「風の歌を聴け」を読んでいた。
ラッシュアワーの余韻が残る電車に乗って、いつもの曲を聴きながら、村上春樹を読む。
学生の時から変わったのは、電車の行き先ぐらいのものだ。
何も、変わらない。