中華

20041208-beijin01.jpg北京に居ます。

なんだろう、この国初めて来たんですが、すげー所だ。

いろんなモノがまだまだ無いんだけど、人はいっぱいいて、土地もいっぱいあって、凄い勢いでつくってる。

街の大気は汚染されて、日が昇ると黄昏のように霞み、まるでブレードランナーみたい。昼も夜も、ビルからは溶接の光がこぼれる。

ホテルからオフィスに行くだけで大変。信号があるにはあるんだけど、多分、青が「危険」で、赤が「もっと危険」なんだと思う。正解は、信号を見ないで、流れを読むことみたい。でも割と慣れてきた。


地元の英語なんてまったく通じない店で、机一杯食べて800円ぐらい。でも、ホテルのエビアンは500円。ホテルの部屋には美術品みたいなのが、ドカドカ置いてあって、風呂場にまで絵が掛かってる。シャワー室のシーリングは甘くて水が漏るけど、一日中ハウスキーピングが巡回していて、直ぐに拭いてしまう。地下鉄に券売機は無くて、改札も無くて、全部人が立ってる。人が一番安いんだ。

VPNが通るホテルから、直ぐ下はミカンみたいなのを売ってるリアカー、上は高速度路で車が通ってるけど下の方は何か造ってる最中で、自転車部隊とひっきりなしの歩行者と、あてにならない信号に警官に軍隊にへんな制服がいっぱいいて、、。で、社会主義の中華であるところの文化文明の中心と言っていると。

これはさぁ、素直に凄いと思った。

Korea #1

Photo: 謎の食堂 2004. Seoul, Korea, Contax Tvs Digital, Carl Zeiss Vario Sonnar T* F2.8-4.8/35mm-105.
Photo: "謎の食堂" 2004. Seoul, Korea, Contax Tvs Digital, Carl Zeiss Vario Sonnar T* F2.8-4.8/35mm-105.

えーと、このペットボトルに入った水は大丈夫かな。きっと中身はミネラルウォーターっていうんじゃなくて、ペットボトルのリサイクルなんじゃないだろうか。だって、口が開いてないボトルは一本も無いもんな。水は飲まないようにしよう、、。

食い物が、キムチキムチキムチ。味が、辛い、すごく辛い、痛いの3種類。(もちろん、ステレオタイプ。馴染みのない文化は、みんな均質に見える)この国の食べ物って、体に合わない気がする。しかし、ホテルで食うのは負けた気がするから、今日も外で食べましょう。


今日は仕事は無いので、市街に足を伸ばす。南大門市場の外れ、海産物を売っている横町の路地裏。昼時に食堂を覗いていたら、おばちゃんに強引に中に 押し込まれる。まあいいかと、テーブルに座って、キムチチゲを頼んだ。しまった、またキムチか。天井は低く、二階を歩くお客の足音がする。1メートルも幅 のない路地を挟んで、反対側が厨房になっており、キムチを切ったり、なにやら煮込んだりしている。店は決して広くないが、市場の人間や、会社員、買い物に来たおばちゃんなんかが、次々とやってくる。

暫くして、石鍋に入って、親の敵のようにグツグツ煮えたぎったキムチが、、。白菜キムチと、豚肉と、なんかいろいろ入ってる。で、それをキムチをお かずに食べる感じ。痛んだ胃に唐辛子がしみるなぁ。でも、ご飯は赤米でヘルシーね。水は飲まないようにしたかったが、あまりに辛いので、飲んでしまう。

食ってる途中で腹痛くなってきたよ。(全部食べたけど)


注:水のパッケージはボルビックに見えるかもしれないが、ボルビックではない。そういうノリのものが、ここには多い気がする。定食は 5,000W (\500)、ちょっと高い。

あの人

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ロッテ免税店で会いましょう。
会いに行きました。
居たよ。
で、それを撮る日本人を撮る日本人になってみた。