結婚式やら、二次会やら、というのが苦手だ。なるべく逃げ回り、出ないようにしている。そこにはあらゆる言い訳が存在するわけだが、気が置けない人からの誘いには率直に「そのような集まりが苦手なので」と申し上げるようにしている。
でも、ジャズシンガーの二次会ってどんなことになってんだ?という好奇心に負け、久しぶりに行ってみた。駅にほど近いカフェ。オサレ家具と、一面ガラスの壁と、吹抜の高い天井。事前に何か「やる」と聞かされていたが、舞台も無く何をするんだろう、歌は歌えないよね。
シャンパンで乾杯して普通の感じで始まったパーティーは、しかし、新婦お色直しでバニーガール(黒)で登場して一転大騒ぎに。銀のお盆にビンゴの景品を載せて螺旋階段から登場。
バニーの本物初めて見たよ。白いしっぽも付いてんだね。
このコスプレ(?)は、「これが最後のチャンス」という本人たっての希望だったらしい。ここ一番の舞台って、いろんな事をしたいと思いながら、結局 普通の方向に流されてしまうけど、実現させるのって偉い。女子にとって、バニーを着る壁がどれぐらいのものなのか、よく分からないけど、この日のバニーは スターなバニーだったな。
注2:気が置けない – 気詰まりでない。気づかいしなくてよい。#近年誤って、気を許せない、油断できないの意で用いることがある。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]