(前回のつづき)そして、現れた「大阪名物くいだおれ」である。その店は、1階の総合食堂から、8階の割烹御座敷まで、様々な種類の料理が食べられるようになっている、言わば食のデパートである。(東京で似たものを探すとすれば、秋葉原の肉の万世ビルみたいなものかもしれない)
なかでも、一番目を引く 1階総合食堂のメニューは、Web にも出ていないので、実際に大阪にいってみないと分からない。「ファミレスの元祖」と看板を出すだけあって、およそ「外食」というシチュエーションで考え られるあらゆるメニュー(ただし、一昔前の外食)が揃っている。
実は、各種メディアで良く見る、あの高名なる「くいだおれ人形」のすぐ後ろに、食のデパート「大阪名物くいだおれ」のメニューは陳列されている。日 本オリジナルの高精細食品サンプルが豪華に並ぶショーウインドウ。ステーキ、エビフライ、オムレツ、けつねうどん、たこ焼き、そして、その中央で燦然と輝 く「たこ焼きうどん」。
たこ焼きうどん?
あの「たこ焼き」に、関西人自慢の「うどん」、そして醤油が入っていないとしか思えない「だし」。あまりにもツッコミどころ満載のこのメニューは、いったい、非関西人をおびきよせるための何かの罠か。あるいは、関西人にとっては、これが普通のメニューなのか。
いずれにせよ、「またたこ焼きかよ」というのが、すべての感想。
追伸:あ、お子様ランチに鼻眼鏡がついてる、、。
注:それにしても、日本の食品サンプルの技術は凄い。