午後のカフェ。
カリフォルニア随一のテーマパークユニバーサルスタジオだが、水辺のカフェは静かだ。
西海岸の太陽が、美しいコントラストをつくっている。時間がとまったように思える。
パン屑をおっかける小鳥だけが元気だ。
写真と紀行文
午後のカフェ。
カリフォルニア随一のテーマパークユニバーサルスタジオだが、水辺のカフェは静かだ。
西海岸の太陽が、美しいコントラストをつくっている。時間がとまったように思える。
パン屑をおっかける小鳥だけが元気だ。
大聖堂の内側から、天井を見上げる。南欧の太陽がステンドグラス越しに照らす、壁面のフレスコ画。幾重にも重なる色。
バチカン大聖堂。光源は日光と僅かな蝋燭の燈だけだが、室内は明るく柔らかな光に包まれている。バチカンの建物で感心したのは、広大な室内の明る さ。さほど多くもない窓から、至る所に埋め込まれた金箔や大理石が、聖堂の奥まで光を運ぶのだ。この建物が建てられた当時、礼拝した人々の目には、この光の驚異が焼きついたに違いない。
ヨーロッパの他の由緒正しい聖堂の幾つかを見たが、ここに比する光の美しさを持つものには出会わなかった。この建物の中を満たす光の色合いには、実際にこの場所に立って見るだけの価値がある。
ドゥカーレ宮殿前の船着場から、アドリア海を望む。
ヴェネツィアは、べネト州の州都。ラグーンの上に造られた人工の水上都市。この街で消費される様々な物資は、全て船によって運ばれてくる。ヴェネ ツィアのリストランテが使う食材も、例外ではない。ワイン、野菜、チーズ、、。必然的に値段は高くなってしまうが、美味しい店が多いのも確か。
この船着き場から、宮殿とは反対方向に向かって路地を入って行くと、ちょっとした食べ物屋街がある。
偶然入ったリストランテで出された、イカスミのパスタがものすごく旨かった。本来、イタリア料理では、パスタはメインではないのだが(だよね)、あ まりに旨かったのでメインは頼まずにイカスミをもう一皿。