忘れてしまっただろうか。落ち葉は、綺麗な宝物だったことを。
この時期、会社近くの公園を通ると、子供たちが落ち葉で遊んでいる。拾い集めたえりすぐりの落ち葉は、彼らにとっては、れっきとした戦利品だ。
みんな、必死になって戦利品をいっぱい集めている。でも、よくよく見てみよう。子供によって集める方向性が違う。
枚数で勝負するやつ、大物狙いのやつ、綺麗なのだけを狙うやつ。集めることは放棄して、投げつけ合ってるやつら。とにかく女の子に見せびらかせるやつと、それをあきれ顔でみる当の彼女。
多分、幼稚園のお散歩の一風景なのだろうけれど、そこには、なんとなく各々の将来を予感させる行動があって面白い。
僕は、どんな子供だったっけ。
注:羊ページは書くのが遅いので、ちょっと時期をはずしてしまいました。でも、これって去年載せ逃して1年お蔵入りになっていたものなので、あえて掲載。