「5月の雪」の管理者から、「ホームページ更新断念」のメールが来た。
僕のページの読者で、同時に彼のページも見ている人はきっと多いはずなので、非常に残念だ。理由はネタ切れと、Macを起動するのが面倒になったため、だそうだ。
ホームページを書き続けるというのは、それはそれは、かったるい作業である。
まして、エッセイなんてモノをメインにしていようものなら、更新の度にすり減る思いがする。「5月の雪」管理者がネタがない、というのは非常によく分かる。
滅多に反応のメールなんて来ないし(インターネットでWebを見ている人のうちで、ホームページの作者に感想を送ったことのある人は、何人いるだろうか?)、その割に、時間ばかりかかって神経も使う。
誰のために、何のために書くのか、分からないままに書き続ける。そして、少しずつ増えていくカウンターだけが、自分が何かをしているんだという実感を与えてくれる。
(だいたい、僕の文章は自己完結していることが多いので、もとから感想なんて書きにくいとは思う、、)
僕も、何度かこのページの更新をやめようと思った。しかし、やめてみると(ページのデータ自体を削除したこともある)、自分がこの世界に残す、何かカタチになるモノは、実はホームページぐらいしか無いことに気が付いたりした。
その他の理由もあって、僕にとって何かを書きそれを発表すると言うことは、結局、とても大切なことだ。
僕は、「5月の雪」の管理者に、なにがなんでも更新を続けろ、とは言わない。
それは、自分で決めることだからだ。しかし、もしリタイアされてしまうと、それはそれで寂しいことだ。一人で走るのは、面白くない。